●"ザ・シェフリンクⅡ" 第49弾!! 打ち立てのお蕎麦と、手間ひま惜しまぬお料理の数々♪ 神戸・六甲 手打ち蕎麦 「手仕事屋」
せっせと、まめやかに作ったお料理の数々が並ぶ嬉しいお蕎麦屋さん!お教えいただきました。
"ザ・シェフリンクⅡ" 第49軒目のお店は!!→手打ち蕎麦 「手仕事屋」
ご紹介は→「Jun Jun-TEI」宮崎シェフ(^▽^)/
場所は~♪ JR六甲道駅から北東に600メートルちょっと・・・。んん~ん、歩くのは・・。んじゃま、市バスの92系統「石屋川車庫前」徒歩1分。・・・でもぉ、知らないバス乗りなれないし~。あ、お店の駐車場2台ありました!!
と☆ こんな静かな場所にあるにもかかわらず!!オープンの11時少し前からお客さんが~。
車で徐行しながら店の様子をうかがったり、歩きながら「まだかな~♪」
すごい人気です!
こちら!手打ち蕎麦 「手仕事屋」さ~ん\\(^▽^))
明るい店内は、こんな~♪ カウンターと・・・
・・・お座敷。
左にちらっと見えてるのは子供用の絵本(^。^)) 実はここってば350円の「お子様そば」や、「お子様料理」なんてのもあるんですよ~♪
職人です!!ご主人、木村 博隆さん。いつもは奥の厨房におられま~す。
実は木村さん。能登は輪島の→「能登手仕事屋」さんに招かれた蕎麦打ち職人。→「能登手仕事屋」に蕎麦打ちを伝授する一方、そちらで豆腐作りを修行。
自然豊かな麗しの能登('O') でも、そんなことばかりは言っていられません!「手仕事屋」の屋号をもらいうけ、故郷 神戸にて2年前にこのお店をオープン!!あっという間に人気店に(^◇^)/
今回のワタクシのお席♪
ほうじ茶とともに・・・なにかな?
お心使い嬉しい、お手製ソバ・チップです(^▽^)なぜなら・・・
こちらのお店。いつも出来立てを出すため、時にはお客さんにちょっと待ってもらうこともあるんです。
ワタクシは、一日限定10食の「華膳」をオーダー。天麩羅を揚げるいい音が聞こえてきました♪ わくわっく!
じゃ~~ん!!一膳目でーす。
ところで、お箸!
色合いといい風合いといい、気になりますね。なんの木で出来てるんですか?
「これは、すす竹です。お蕎麦を食べていただくのに一番使いよい物を選んだだけだったんですが・・・評判がよくてお持ち帰りになるお客さんもおられるんですよ」
センスいいですね~☆ では、いただきます!
揚げたて ひろうす。
さっきの油で揚げてる音の主は!これだったんですね(^◇^)/
御餅のような桜の生麩も、いいアクセントになって♪
ところで、関西では「がんもどき」のことを「ひろうす」って言うんです。ポルトガルの揚げ菓子フィリョースが語源みたい~♪
では、一口・・・
うわ!お~いしい(◎Q◎))
手製の豆腐にすった山芋を入れ、牛蒡や人参・・・しゃきしゃきしてますよ!
続いて、鴨ロースやわらか煮。
レアな鴨をワタシは食べる機会が多かったのですが、こちらはミデアムレア♪
鴨特有のにおいも消えて、旨味がポッと全面に出ていますね。
しかも、柔らか~い(~Q~))
色彩豆富ステーキ~☆
なにを隠そうこちらの豆腐!宮水で有名な灘の生一本 醸造元→「福寿蔵」のもの。
→「福寿蔵」に豆腐作りを伝えたのは奇遇にも!→「能登手仕事屋」の息子さん。いろいろと交流があるものですね~♪ さらに!「福寿蔵」で豆腐作りを引き継いだのが神戸の「手仕事屋」さんのご主人、木村さん。で、今現在→「福寿蔵」のあの!有名な豆腐は木村さんの後輩たちが受け継いでいるのですぅ~~~♪
あそこの酒蔵の豆腐。目を回すほど美味しいですから(@。@)))
ほら~♪ この豆腐の断面、ご覧くださ~い。ほろほろと滋味豊かな、濃くて甘い大豆の風味がお口いっぱいに広がります(^Q^)) ポッテリとした豆腐に、これまたとろ~り辛子味噌。うおっ♪
海老の天麩羅までトッピング!
まだまだ続くよ♪ 豚肉とじゃが芋のグラタン。
お味ひかえめなチーズに、じゃが芋がしっかり和のテイストを演出(^Q^)/
まぐろのオクラとろろ。
この山芋。すりたてですね。風味しっかり。ご飯によく合います!
「お蕎麦、お願いしま~す」
お膳を下げに来た仲居さんが厨房に一声。そっか O(◎▽◎)O 今からお蕎麦、茹でるんだ♪
でました!!
〆の二八蕎麦(小)とデザート~☆
お蕎麦の下に敷いてあるのはザルならぬ、ヒノキの葉っぱ(^▽^V お皿がせっかくの輪島塗なので、竹製のザルではなく・・・輪島のものには輪島でいこう♪ とヒノキの葉っぱを輪島から送ってもらっているそうです!
それはそうと・・・
こちらのお蕎麦は、そうめんに近いほどの細麺。茹でて5分以内に食べるのがベスト。いきますっ!!
シャキシャキッ!しこしこ!こののど越し(@Q@)))たまりましぇ~~~~ん。いっきに食べちゃいました。ゆっくり食べたい人には太い田舎蕎麦もあるそうです。
ところで木村さん。こんなに細く打つのって、ものすごく手間がかかりますよね・・・細く切るのとか。
「そうですね。薄くのばさなければいけませんので、一回に打つ蕎麦の玉が小さくなります。ですからいくら打っても量は打てませんので何回も打つことになります」
そ、それを木村さんが一人でやっておられるんですか(◎。◎;
「はい。毎朝、打っています。自分で、これが一番良いと納得してますので手間はかまいません。太いお蕎麦や、あと・・・胡麻入りのお蕎麦なんかも人気がありますね」
いやいやいや~。まいりました(^◇^)\
北陸風のとろりと濃い蕎麦汁を蕎麦湯で割って・・・ふぅ~(-。-)
きっちりデザートが付いてくるところが、これまた嬉しいです(^◇^m
この日はヨーグルト・ゼリーでした♪
ところでザ・シェフリンク☆ 木村さんおすすめの美味しいお店、お教えください!
「垂水になるんですけれど→わたりさん。ご主人の渡さんとは昔、同じお店で働いていたことがあるんです。そこはお料理が美味しいんですよ」
それではワタクシの次なるミッションは→→→→→→肴菜屋「わたり」にて、日本の四季を味わってまいりま~す(^Q^)/
おお~♪ いいお店、教えてもらっちゃった。
お隣のご夫婦の食べておられた「上天ぷら蕎麦」と「手仕事屋蕎麦」!!あれがたまらなく美味しそうだったなぁ('Q'))また出直してこなくっちゃ!!
手打ち蕎麦 手仕事屋
TEL 078(821)5135
神戸市灘区高徳町3-2-21
営業時間 11:00〜14:30
17:30〜21:00 (夜は金曜日・土曜日・日曜日・祝日のみ)
※お蕎麦がなくなり次第終了となります。
定休日 火曜日・第1・3水曜日
おしながき(昼)♪ この日の「華膳」※2ヶ月に一度、内容と価格が変わります♪ おしながき(夜)♪ お飲み物♪♪
コメント
蕎麦が素晴らしいのはもちろんながら一膳目のまた見事なこと~。(@@;さらにはデザートまでついて圧巻ですね。関西では「がんもどき」のことを「ひろうす」と言うのですね~。(´ー`)
Posted by: 鮪命 | 2010年5月26日 19:49
☆鮪命さん
一膳目。ご飯とおかず5品(^Q^)/素晴らしいですよね~♪
お蕎麦!!北陸風の濃い汁に蕎麦を半分だけ浸けて、あとはズズズィーー!っと。
関西ではやや薄めの蕎麦汁に麺をどっぷり浸けて食べるタイプが多いのですが、やはり本場の食べ方の方が蕎麦には合っていますね!
そう。「ひろうす」って言うんです。やっぱり手作り揚げたては、市販のものとは別の食べ物ですよ~~\(^Q^)/
Posted by: 早坂 | 2010年5月27日 07:19
せいろ、輪島塗りなんだ~と思っていたら、なんと「ひのきの葉」も輪島産だなんて。
このこだわり、すごい!
ホントに輪島をリスペクトしてますねー。
お蕎麦屋さんでこんなにメニューが充実しているのって珍しいですね。
お蕎麦を打つだけでもすごく手間がかかりそうなのに・・・。
レベルの高いお店だっていうのが伝わってきますね!
Posted by: 蓮花 | 2010年5月27日 10:42
☆蓮花さん
木村さん
「能登はなんともいえずいいとこでした~」
って言っておられました。わかるなぁ~~(←遠い目 ’。’)
ヒノキの葉っぱ。風情があって良いですよね♪
そうなんですよ~♪なんせ、蕎麦打ち職人として迎え入れられたお店が豆腐の名店だったんですものね!!
蕎麦打ちって以前にここで↓
http://www.kobekko-gohan.jp/2007/02/10-1.html
見せていただいたんですけれど、も~見てるだけでクラクラしてきて、くたびれちゃった!これを、細麺のために何度もやるなんて・・・すごいですぅ(@@;
Posted by: 早坂 | 2010年5月27日 15:06
すす竹のお箸、ワタシも持って帰りた~い!(笑
ご主人、ええ仕事なさってますなぁ。手打ち蕎麦のお店が
鴨肉を一工夫して出すってのは、「やるなぁ☆」って感じです。
一膳目の品々は、どれを見てもご主人が言いたいことが
よくわかるような気がしますねー。
そしてもちろん、シャッキリ清々しい蕎麦も・・・!
あ、ところでJRを降りてから「山のほう」って言わずに
「北東のほう」なんて言われると、なんか神戸らしくなくて
違和感が(笑
Posted by: つきじろう | 2010年5月29日 17:39
☆つきじろうさん
ワタシもお箸、持って帰ればよかったと後悔・・でも、単品メニューが気になるからまた行くんだ~い(^◇^)ノノ そのときは忘れず、お箸おば!
鴨。この火の入れかげんが、ものすごく微妙みたいでした。フレンチのようにお肉の匂いを楽しむわけにもいかないし、かといって旨味は前面に出したいし~☆ 柔らかで美味しかったです。
お蕎麦は・・・
「今の季節が一番難しいんですよ~」
っておっしゃっりながらも、どっこい!いい蕎麦打っておられました。
今から新蕎麦が楽しみです(^Q^)V
「山のほう」・・・もっと口語表現にすれば「JRの上!!」
「みなさーん!JRを大阪よりに、上に行ってくださ~い」
って感じでしょうか~☆
Posted by: 早坂 | 2010年5月29日 23:29
スス竹のお箸、わたしも好き〜!
最近時々みかけるけど貰ってくるよ〜!(関西のおばさん全開っ!w)
ところでメニュー拝見、粗挽きがあるじゃないですかっ!
再訪時にはぜひぜひ粗挽きをっ!
をををを〜〜!食べたい!!!
Posted by: midori | 2010年5月30日 23:23
☆midoriさん
スス竹~♪
あれって使いやすいし色もいいし、何より割り箸っぽくなくて素朴なうえに上等感ありですよね(^◇^V
粗挽き!あ、ホントだぁ~
それに他にも、ああ~ん。他のお客さんが食べてるお蕎麦に目移り、あれもこれも食べたいのがたくさん(@@
Posted by: 早坂 | 2010年5月31日 07:55
動画の最後のコマが罪作りです~、自分の口に入りそうな錯覚で・・・(笑)。
日本酒と一緒に行けそうな限定メニュー、ひろうすとは?と思ってましたが、言い方が違うんですね~~、妻は「そう言うよ」と言ってますが、ザルツブルクの家庭では話題に出ないですしね(苦笑)。
細麺をどんどん食べるのどごし、良いですよね~~~、私も好きです。手間を手間と思わないところ、さすが職人さんですね。
Posted by: sepp | 2010年5月31日 16:54
☆seppさん
わぎゃ!seppさん、食べたような感じしませんでした?
一人で美味しいもの食べるの悪いから、みなさんとご一緒に食べてるつもりが・・・(^◇^;
「ひろうす」っていうんですよ。もちろん関西でも「がんもどき」で通じるんですが、調べてみたら東京では江戸時代、「がんもどき」っていう別の食べ物があったんですって・・・。で、今なぜこうなったんだろうって話は、知らないんです~(←?)
この細麺を暑い夏、大盛りでいっきに食べるのが夢です♪
Posted by: 早坂 | 2010年5月31日 19:39