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2007年8月14日

●“ザ・シェフリンク”第39弾!古民家でウッドベースの深い響きと共に味わうピチピチの十割蕎麦~有馬湯本坂・そば処「むら玄」

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芦屋の魚料理「安愚楽」の店主堂脇さんがいたくお気に入りのお店がここ。神戸は有馬のそば処「むら玄」。
その世界では名の知れた元写真家、村上熙さんが震災で崩れかけた築100年の民家をみごと再生。腕利きの蕎麦職人を探しだし2005年にオープンさせたお店です。

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神戸から車かバスか電車で20分か30分。この山里でさえすごい日差しです。あっつ~い!!35℃くらいはあるかな~?早くつめた~いお蕎麦が食べたい!

この有馬温泉の歴史は古く西暦600年ころにはすでに知られていたようです。日本書紀の「舒明記」にも出てきます。しかも!不思議な温泉で、なぜだかあっちこっちから2種類の湯が出るんです。
ひとつは銀泉とも呼ばれる炭酸泉。
そしてもうひとつは金泉。大量の鉄分を含んだ湯です。出てきたときは透き通っているのに流れながら見る見る真っ赤な鉄錆び色に変化します。飲むとちょっとしょっぱいような味がして・・・私の場合、急に胃や腸が動き出し俄然食欲が出てきちゃいます。

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おっと!タクシー。道幅ギリギリです。歩行者は商店の軒先に張り付き、バギーは店の中に引き返して避難。ドライバーは済まなさそうに何度も頭を下げながら徐行運転。

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ホテル型巨大旅館群を後に、そば処「むら玄」のある小さな民家の立ち並ぶほうへ・・・。
とある民家の裏に回りこむと大きな梅干、干してました。それにしても大きいな~。

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スズメバチの巣。誰も住んでなさそうな古民家に発見!

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むら玄」!見つけました(^O^)柳が涼しげです。

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アンティークな灯り。なつかし大正時代レトロです。

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は~、暖簾が涼しげに私を呼んでいる~。

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ううー。こうして涼しい店内で、格子戸越しに外の熱気を眺めているとふつふつと沸いてくるこの優越感!なんなんでしょうね~この感覚(^O^)
店の外ではかすかに長唄が聞こえていたのですが・・・不思議、店内は深く染み入るような静かなウッドベースの響き。

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まずは「そば味噌」。

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三角形の蕎麦の実を芳ばしくカリカリに炒って、甘い味噌と和えています。

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・・・・ん!おいし~。

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「小牧板わさ」。福井は敦賀のかまぼこです。オーナー、村上さんが日本じゅう旅して見つけた美味しいもののひとつ。
ふわっとして魚の旨味をしっかり味わえちゃいますよ、これ。
普通のかまぼこは噛んでも噛んでも崩れずに胃がゴロゴロしてちょっと苦手なんですけれど、これは別物でしたね。
そして山葵。青リンゴのように甘~い。どうして~?
「はい。鮫肌よりも目の細かい銅のおろし金で2度、すっています」
厨房から蕎麦打ち職人の山本さん、わざわざ出てきて答えてくださいました。
その青りんごのように甘~い山葵。醤油に触れた途端!つーーん!!来ましたね~(TOT)

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身の好く引き締まった飴色の鰊。・・・・もう、もうこうなるとあれしかないでござ~ましょう(^◇^)

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よく冷えた「白鹿」の特別醸造。いれていただきました。

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酒肴に取り巻かれて・・・。うおいし~い(~。~)
・・・て、あれ?確か私は下戸っ子でしたよね?
でも、この日はなんだかイケちゃいました!

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(●。●)って、ナニやってんですか!ワタクシ!!お蕎麦いただきに来ましたのよ。ほら・・あそこのすりガラスの向こうに、ちゃんと蕎麦を製粉する石臼の影が・・・。
ちなみに石臼の横の柱はH型のビルなんかを建てるときの鉄の棒でできていて、この棒は2階の天井まで突き抜けています。つまり、築100年でもこの民家は耐震強度バッチシなのです。

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石臼に挽かれる直前の蕎麦の実です。季節に応じて産地を変え理想の味にブレンドします。今は夏なので味の濃い会津のものを中心に・・。蕎麦職人山本さんが食べて納得しなければ返品となります。

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電動式の石臼。

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「おろしそば」。

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「まず、少しだけ塩で食べてみてください・・・端の方に塩をつけて」
若女将候補・・・かな?眉や口角がきゅっきゅと動く魅力的な表情の女性がそのように・・・。

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ふむふむ・・塩で、ねー・・・(●。●)ピッキーン!美味しい!歯茎でまず美味しい。そして十割蕎麦のもそもそしたようなところは一切なく、むしろ讃岐にも通じるモチモチ感!!

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塩で食べても美味しいですよ!これ!
「ね、そうですよね。私もはじめて食べたとき驚いたんですよ・・・」
とさっきの女の子。
「もう、自慢しちゃいます」
と満面の笑顔で抱きかかえたお盆の底をさすってました。なんてチャーミングな方なの~。

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辛大根と見事に削りたての鰹節を乗せて・・・ツユをかけ。
おお~辛大根、いい感じにピリピリきますね。あーー。いっきに食べ終わるまでナ~ンにも考えてなかった(^O^)頭の中真っ白。ただ、ざぁーー!と美味しいものが食道を駆け抜けて行ったのだけは覚えています。

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トロッとした蕎麦湯でお腹がいい感じに膨れて・・・

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あら、この家って裏はすぐに石垣なんですね。2階はどうなっているんですか?

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「2階に上がるには一度外に出なきゃいけないんです」
この方、蕎麦打ち職人の山本慎也さんです。
もともとこの家の中には階段はなかったんですか?
「はい、もともとありませんでした。店の前の下の道は本当は川で、それに蓋をして道にしています。そしてここ(2階の入口があるところ)が昔からの生活道なんです」
へ~~(@@)ということはますますわからなくなりました。だって、1階の裏はすぐに石垣。目の前は川。2階に上がる階段はなし。いったいどんな家なんですか!おもしろすぎます!!

白いジャリの間の飛び石を踏んで、いざ中へ・・・。

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あ!長唄!障子をバックに端正なお顔立ちの山本さん、舞を舞えば似合うでしょうね~。
「そう。ここで長唄を流して、外にも少し流しているんです」
そっか~。長唄を聴きながら中に入るとウッドベースだったので不思議だったんですよ。

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立派な麺打ち場です。粉が舞わないようにガラスで仕切られて・・・

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こちらのテーブルは樹齢1200年の屋久杉。昔オーナーの村上熙さんが写真家だったころ、屋久島を訪れ屋久杉に感動して購入。・・・そのままになっていたものが、今ではこんなに立派なテーブルに!

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「この立派な梁は、この家に本来あったものです」
へ~。やっぱり昔は木の使い方も贅沢ですね。それにしても立派な餅花。作られたんですか?
「いえ、大阪の花屋さんに作っていただきました」

ところで山本さんのおすすめの美味しいお店ってどちらですか?
「“順”という江戸前鮨のお店です。新子とか干瓢巻とか、出すお店は関西には少ないと思うんですけれど・・・。ネタもほとんど築地から持ってきてます。本店は新橋にあって、神戸ではそごうに入っています」

次のワタクシのミッションは、江戸前鮨の「順」ですね!干瓢巻、そういえば食べたことないわ~。新子も。


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そば処「むら玄」
神戸市北区有馬町1136
078(904)1101
営業時間 11:00~15:00
定休日 月~水曜日

おしながき お酒・ビール・酒肴 

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コメント

神戸市内といっても随分と雰囲気の違うところですね。

そば屋といえば、やっぱり板わさと日本酒♪
でも、いいそば屋はいい蒲鉾を使っているので安くないから、
普段行かない人を連れて行くと「高い!」って言うんですよね。

わさびは荒目のおろし金ですると香りと甘みが出て、
細かい目ですると辛味が強く出るものなので、
甘いのは何か別の理由かもしれませんね。
一軒、わさびの味が清らかで香り高いおそば屋さんがあるので、
私も今度行ったら秘密を訊こうと思っているんですよヾ(^o^;)

☆ロレンスさん

>神戸市内といっても随分と雰囲気の違うところですね。

私も、そう思います。古来からの山奥の飛び地で、しかも有数の温泉地。芦屋市も西宮市も欲しかったでしょうに、もう神戸市のものですね。↓位置関係これで分かると思いますが・・・。実際は芦屋市のほうが近いです(^^;

http://www.arima-onsen.com/accessnew/index.html

六甲山をくり抜いた新神戸トンネルで行けば20分。ゆったりと行きたければロープウェイもどうぞ、ってな感じです。神戸に引っ越してきた東京のお友達がとにかく驚いていたのは、遊ぶところがどこにでも近くにイ~パイ!ってことでした(><;

>わさびの味が清らかで香り高い

あ!そのヒミツ、ぜひぜひ教えてください。「そば玄」もホイップクリームのようにふわふわで、青リンゴかラズベリーのような香・・・→後、醤油でツーーン(T。T)ですので。

あ~あの蒲鉾なら毎日でも食べたいわ(^O^)

こんな暑い日には、冷た~いお蕎麦は最高ですね!
10割そばなのに、このツルッと感はすごいです。
お塩だけでいただく蕎麦って初めて聞きましたよ~。きっといい香りがするのでしょうねぇ♪

ブログ、復活しました。いろいろ励まされてすぐ更新しなくっちゃと思った次第です。
遊びに来て下さいね!

☆蓮花さん

これ!十割に見えませんでしょう!しこっとモッチリ。←塩で食べたときの感想です。

ところで最近、水蕎麦ってちょっと気になっています・・・蕎麦の産地で、蕎麦を育てた水で打って茹でてその水で食べるっていうもの。究極ですよね~!

ブログ復活コングラッチュレーション\(^O^)/今から行きます、ヒュッ

格子戸の風情、ここは京都か!?と思える「陰影礼賛」の
景色ですね。

有馬といえば、リュックサックかついで六甲の魚屋道から来て
通過するだけの町でした。
お酒がいける年齢だったら、温泉で汗を流してから、そば屋で
冷えたのを一杯!なんて楽しめたでしょうに・・・。

そばの美味しさもさることながら、日本じゅう探して出合った
というカマボコもぜひ☆

☆つきじろうさん

格子戸って外がまぶしい夏に似合うのかな~・・・なんて思っちゃいました。まさに陰も楽しむ「陰影礼賛」ですね。

魚屋道(ととやみち)、六甲に表示されてますね。あそこから出発されたんですね。
東灘区の森北のあたりにも、藪に覆われて使われなくなった「魚屋道」が石の標識だけ残っていたように思います。つきじろうさんはどこを歩いたんでしょう?それにしてもすごい距離ですよ!

昔の山里の人は魚屋さんの到着を首を長くして待っていたんでしょうね。

いたわさ。敦賀は小牧の蒲鉾でした(~。~)

 ほ~、神戸でお蕎麦ですか~!

 我がホームの群馬やお隣の蕎麦王国・長野のヤツとは、また違った趣を感じちゃいます!

 こういったお蕎麦屋さんで、一品料理を肴に一杯キュッとやる!イイですね~♪

 そんでもって・・・今回のお店周辺の風景、確かにあまり神戸らしくないよ~な気がしますね~!そ~かぁ~有馬温泉のあたりなんですか~!

 ・・・・・有馬温泉!?

 あ!そ~そ~!!そ~いえばオレが昨日UPしたネタも有馬温泉に関連するモノだったのですよ~♪

 久々のコメントで申し訳ありませんが、よろしかったら遊びに来てみて下さいね♪

☆GIRUSAMA

蕎麦王国からようこそ~\(^。^)/ワタクシに水蕎麦なるものを教えてくださった方も長野生まれ群馬育ちの男でござった。

最近はこの関西でも、芦屋市の東の夙川というところで蕎麦対決が盛ん。客として嬉しい限り。趣味人が退職してなかなか風情のあるいい店をオープンさせている様子です。

あ!でもここは有馬温泉。驚いたことに住所は神戸市。有馬温泉をその領土に治めるとは神戸市もなかなかやりますな~(^O^)

2年ほど前に神戸に旅行に行った際、有馬温泉にもいきました。風情があっていいところでした〜。
なんか2年前の旅行を思い出します。

☆バンビとヒメの姐さん

ということはかなりじっくり神戸を旅されたんですね~。
赤湯とも呼ばれる金泉、いかがでした?初めてだとかなりビックリされる方も多いみたいで・・・。タオル、真っ赤になっちゃうし(^O^;

水蕎麦、気になりますね~。
塩でお蕎麦、も。

このページを見た日のお昼、たまたま自宅でおろし蕎麦食べてました。こっちの鰹節タップリの写真みて、思わず歯茎が緩んでよだれが。。。
(すいません、あっちでもこっちでも。。。)

でも、実は私もカマボコが一番気になってたりする。このカマボコ、只者じゃない気配がします。めっちゃお取り寄せしたい気分が盛り上がっております!

いろいろ吟味して出してくれるお店って、一つ一つが本当に納得の美味しさなのでリピーターになってしまうのですよね。
早坂さんのこの素敵な企画、これからもまだまだ続くことを心から楽しみにしています!

☆midoriさん

水蕎麦、確かに・・・むむむ(~~)
塩だけで美味しいお蕎麦なんて初めてでした。
>このページを見た日のお昼、たまたま自宅でおろし蕎麦食べてました。
・・・って(><;たまたまって恐るべき一致ではないですか!
ここの鰹節は見た感じ、上等の木を一流の大工がカンナで削ったみたいに削り口がつやつやしてました。

かまぼこ!
実は私の苦手な食べ物は、何を隠そう!!蕎麦とかまぼこなんです(^◇^)
それなのにそんな私が「美味し~!」と上機嫌になっちゃった。やはりどんな食べ物でも一番美味しいものを食べると好き嫌いはなくなりますね(^^;

>たまたまって恐るべき一致ではないですか!

うふふん。やはり早坂様のオ~ラが伝わってきたということなんでしょうね~(笑

かんなくずみたいにピィー!っとした削り節、最近食べてないなぁ。。。。

>実は私の苦手な食べ物は、何を隠そう!!蕎麦とかまぼこなんです(^◇^)
それなのにそんな私が「美味し~!」と上機嫌になっちゃった

それは凄い蕎麦とかまぼこでしたね!
私は蕎麦は大好きで、ある意味蕎麦なら何でも食べてしまうのですが、かまぼこは選びます。こちらのかまぼこは見るからに私が好きで食べるかまぼこの肌合いです。

>やはりどんな食べ物でも一番美味しいものを食べると好き嫌いはなくなりますね(^^;

そうですね~!やはり美味しいものを食べるっつうのは「た・い・せ・つ」ですね~!
その意味でも早坂さんの記事は貴重です!
せめて神戸ー東京間だけでもいいからどこでもドアを 誰か作ってくれませんかね?ヽ(^o^)丿

☆midoriさん

↑↑きっとmidoriさんですよね。そう思って勝手にお名前書き加えておきました。

やっぱり私の過去の蕎麦環境、悪かったんでしょうね。だって子供のころ、そのへんのテキトーな蕎麦屋がいつも行く蕎麦屋で、注文するのはたいてい「木の葉丼」でした。もう少し大きくなるとその「木の葉丼」に「ミニうどん」を付ける・・・蕎麦じゃないんです。でもお店の名前は○○蕎麦。

ですから最近、本物の蕎麦屋が阪神間にも現れつつあって嬉しい限りです。
↓↓ここにしても・・・
http://www.kobekko-gohan.jp/2007/02/25/#000139
先日再び行きましたが、タイプは「むら玄」と違いますがものすごく美味しかったです。

どこでもドア、あるいは新幹線無料パス、飛行機乗り放題チケット・・・でも嬉しいのですが・・・(^O^)

おおおおお!奈菜氏のゴンベサンになっておりましたか。失礼いたしました。お手数おかけいたしました(汗ッ!

>木の葉丼
懐かしい。。。。私は食べたことないんですよ。関西の人、好きですよね、木の葉丼。横目で見て食べてみたいと思いつつ。
蕎麦屋に行くとどんな蕎麦でも蕎麦を食べちゃいます。ちょうど早坂さんと逆の体験してますね。

>侘助さん
ここ、早坂さんの記事を何度読んだことか^m^
本当に美味しそう。実家が神戸でも西の地域なので、芦屋は意外に『近くて遠い』んですよ。(神戸に住んで居ればそうでもないのでしょうけれど。たまに帰る程度だと、やはり東は京都に行ってしまう。。)

関西でも美味しいお蕎麦が食べられるのは本当によかった。関西のそばつゆ、食べてみたい。関東のそばつゆもいろいろお店で味が違って、蕎麦そのものだけでなくそばつゆの味も自分好みのお店を探すのがなかなか大変だけど面白いです。

>新幹線無料パス…
なかなかいい感じの企画じゃないでしょうか!誰か作ってくれんかなぁ。早坂さんの案内でまわるザ・シェフリンク周遊無料パス。(お食事代込み)!(爆

☆奈菜ちゃんモトイmidoriさん(^^

東京は木の葉丼、少ないんですか~?
私のお気に入りの木の葉丼は1店舗のみで、そこは甘く煮た分厚い干し椎茸とこんがり芳ばしい焼穴子の刻みが入ってます。後はもちろん鶏や玉子、蒲鉾、三つ葉、海苔・・・だったかな?
物心ついたときからそこのが好きでした。他店では木の葉は食べません。今も当時のご主人が・・・お幾つだろう??80はゆうに越えておられると思いますがやっておられます。でも、味がちょっと濃くなりすぎちゃって残念ながら最近は行っていません。

東京は蕎麦に恵まれていていいですね。ツユまで1店舗づつ違うなんて・・・。

>そこは甘く煮た分厚い干し椎茸とこんがり芳ばしい焼穴子の刻みが入ってます。後はもちろん鶏や玉子、蒲鉾、三つ葉、海苔・・・だったかな?

焼き穴子入りとは美味しそうです!
それは私も食べたいなぁ!

普通の木の葉丼は蒲鉾の卵とじみたいな感じでしょうか?食べたことがないので未だに謎の食べ物です。

関東には木の葉丼は ないのでしょうかね?
玉子丼みたいなのはあるように思いますケド。。。天津丼は関東では甘辛っぽいあんかけなので、全然感じ違うだろうなぁ。
ウィキでは木の葉丼は関西の食べもんみたいに書いてありました。
そういえば、木の葉丼の名前をよく目にしたのは京都のおうどん屋さんだったかもしれません。

☆midoriさん

焼き穴子のほろ苦さと甘く煮た干し椎茸がご飯の合間にパッパッと口の中を駆け抜ける感じがなんともいえず美味しかったんですよ。蒲鉾は色添え程度にほんの少しでした。

今、味が濃くなっちゃったもんな~あの店。おしいよな~。従業員も、もちろんオーナーのオジイチャンもずっと同じ人たちで今も店まわしています。

そうでしたか。東京には木の葉丼ってないんですか。
確かに京都っぽい名前ですね。葉っぱや木の実の形の色んな小さな御菓子を1つの袋に詰めて「吹き寄せ」って名づけたりしてますものね。
優雅やおへんかえ~?

優雅どすなぁ~。(って言う?ようわかりません京都弁^^;)

>焼き穴子のほろ苦さと甘く煮た干し椎茸がご飯の合間にパッパッと口の中を駆け抜ける感じがなんともいえず

あああ。。。。おいしそう。。。。(ジュルジュル…)←優雅のかけらもあらへんえ~。(懲りてない…(^^ゞ)

木の葉丼のお店、味が濃くなっちゃって残念ですね。
お店の味、ずっと同じに保つのは本当に難しいことなのでしょうね。

私、最近お気に入りで入りびたってる和定食のお店があるんですけど、そこも味が変わらないといいなぁと思いながら、急いで何度も通っています~

☆midoriさん

「京都弁練習帳」

お店の味を一定に保つんは、そらむずかしおすえ~。お客さんの舌も肥えてきやはるし。
保てるのはお店の文化だけでっしゃろな~。「いずう」さんとこかてそうやって何百年も続いてきはったんやし、「鍵善」さんかてそうやえ。

優雅な京都弁ってこんな感じかしら?

>「京都弁練習帳」

む、むずかしいぃ~(泣
早坂さんがしゃべりはると ほんま京都の人がしゃべってはるように聞こえます。
最近すっかり東京弁がうつってしまって神戸弁すら忘れかけてる私にはハードル高すぎです。(大泣

京都の美味しいもんは長い年月変わらん味を守りつつも新しい味を吹き込んでいく伝統に支えられてるんでしょうね。
そう思って神戸の美味しいものを振り返ったとき、神戸には神戸のよさがあるんちゃう?そんなことをちらと思いました。

京阪神は味の楽しみ方も幅広く奥深く。
本当に美味しいには事欠かない地域ですね~!

ほらほら。そろそろ本気で≪どこでもドア≫が欲しくなってきましたよ!

☆midoriさん

私の神戸弁も怪しくなってきました。大人になって人間関係が広がると色んな言葉がうつっちゃって・・・。
小学生の時の作文なんか読み返すとセリフの部分に当時の純粋な神戸弁が書かれていたりして我ながら感心します。

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