●【特別番外編】春先の何気にセレブなランチ!~大阪・梅田「ザ・リッツカールトン大阪」 中国料理「香桃」
今日はトクベツ~♪ワタクシの実家をご披露いたしちゃったりいたしますわね~。
まず~、ここは玄関の間。あの肖像画はワタクシの曾祖父ちゃまのお母様。
もしも~、アポなしでワタクシのダンディー父上殿に会いに来ればー、この人みたいに執事が呼びにくるまで何時間でも待たされちゃうの。お気をつけになってね。
そしてここが、お台所脇の小部屋。お祖母ちゃまの妹たちが毎日のように来ては日がなおしゃべり~~・・・・。もう3月だというのに、お屋敷って寒いのよね。暖炉の火は欠かせないの。
な~~~~んてはず!あるわけないじゃござんせんこと。(^◇^)ここは「ザ・リッツカールトン大阪」の、ロビー。私物化してはいけませんわよ!
なんと、今日はここでランチだったのでござあますの。(どうしてこんなセレブなところに来たのかはヒ・ミ・ツのアッコちゃん♪)
いらっしゃ~~~~い!
出迎えてくださったのはサーバーの飯田さんと西久保さん。
あ、ここは吉本ではございません。「ザ・リッツカールトン大阪」は5F、広東料理の「香桃」です。
かのアーネスト・ヘミングウェイやマルセル・プルースト、マダム・ココ・シャネルらの滞在先としても知られた「ザ・リッツカールトン」。その「大阪」です。念のため。
でも、ワタクシの「ねえねえ、お二人とも楽し~くポーズ取ってくださるぅ~~?」のリクエストに、
「え、こうですか?」
「あ、じゃなくて、もっとこう手を上げて」
「こうですか?」
「そうそうそうそう!あ、でももっと二人で円を描いて、いらっしゃ~~いって、感じで…」
「こ、こうですか~~?」
「そうそうそう、もうバッチリのグーのチョキのパーだわ~~、ハイ取りますわよ~」
ガシャッ!
となったのでございますの。
さ~すが、天下の吉本じゃなくて、「ザ・リッツカールトン」のスタッフ様~。
お客様ホスピタリチーがすごいんでござあますの。
・・・・・・・・突然ですが、これ、何か分かりますか?
右がジャスミンティー。そして左が急須です。ど、どうやって注ぐのじゃ!
じゃばばばば!!わ!お見事!
「かえって思いっきり注いだ方がうまくいきますよ」
見上げれば涼しげな美女、飯田さん。
ん?中にはジャスミンが・・・・。
ワタクシもトライ・・・・・ありゃ~なんかもれちゃってテーブルクロスびちょびちょ(><)
ムキになって何度も挑戦しているうちにお茶ばっかり3.4杯飲んじゃったよ~~。お腹ちゃぷちゃぷ。
・・・・そこへ前菜が。ジャスミンティーごときで皆様のお手間をお取りいたしましたが、やっとお料理です。
手前が蒸し鶏のマリネ。そしてタラバガニ。上品で優しくあっさりとした味付けです。そして肉厚のパプリカのピクルス。
左はプチトマトを湯剥きして・・・何に漬け込んだのでしょうね。ワイン?酢?それともその両方?トマトなのに巨峰のようなお味がします。一見平凡なのに手が込んでいて不思議!
そしてその奥には・・・クラゲ。これは白っぽいカリカリとしたクラゲです。お味もほんのり塩味と・・・後何か・・・あ~~ん分かりませーん。
スープ登場!「鶏ミンチと豆腐とえのきだけのスープ」です。
とろとろ~~~ん。そして、熱っちっち!熱いのもご馳走のうち。昔の人はよく言いましたよね。しかもこれ、とろみがついてるから何時までーも何時までもアッチッチ!!
お腹の底からあったまりますわ~~。
点心3種盛りでさらに食欲を刺激!手前の白いのが・・・よく見えなくてごめんなさ~い・・・優しいお野菜の点心でアスパラガスとニンジンが入っていました。
そしてこの玉子色の点心を、見よ!中からプリンと海老さんが顔を出しました!美味しーー。
この辺りからちょっとヘビーになってまいりますわよ~。
「芝海老のフライ 香塩炒め」。海老の尻尾を全部外しているところに上品さを感じますわね。香塩というのは塩に赤唐辛子などの香辛料を入れたものだそうです。ちなみにこれは2人前。
プリッ!こ~~んな感じぃー。
ツヤッツヤの「鶏肉とセロリの炒め物」が出てまいりました。キノコも普通のしめじと、いま流行りの白いしめじ。これも2人前。
わっ!芳ばしい火の香りがいたしますわ!よーーく使い込まれて熱せられた鉄の中華なべで勢いよくジャッと一気に仕上げているんでしょうね。勢いを感じさせる一品です!
とろとろ~~~ん。どうしましょーー。「白菜とチンゲン菜の干貝柱あんかけ」でございま~~す。
中華料理の白菜はとろみをつけただけでも美味しいのに、その出汁がなんと干貝柱。しかも大量に!見えますか?白菜の上のスジスジ。これ全部貝柱ですのよ!
あは~甘~~いです。
ああ、もう炒飯のお時間なのね。ここの炒飯は米粒が短くってちょっと変わっています。パラりとあっさりとした炒飯です。
サプラ~~イズ!!デザーート!派手!ランの花にピー玉までついて(^O^)
左が「緑豆の中華風 冷たいおしるこ」。右は「フルーツ入りナタデココ」
こんなチョイスもございますのよ。「中国菓子」と「蓮の実のアン入り白玉団子 小豆ソース」。緑色のアンが白玉団子の中には行っていました。
そしてこれぞかの「Oriental Beauty」。東方美人と名づけられたお茶。
実はその昔、虫が喰ったお茶として安くで売られていたものだそうです。ところがなんと、虫が喰うことによってお茶の発酵状態がよいほうに進んで美味しくなることを誰かが発見!
今では最高級のお茶になってしまいました。キリッとした苦味の、胃に優しいお茶でした。
「香桃」の皆さんのホスピタリティーに楽しませていただいてゆったりとしたランチのひと時を過ごすことが出来ました。
かつてこのホテルの創始者セザール・リッツに寄せられたイギリスのプリンス・オブ・ウェールズ(皇太子、後のエドワード7世)の賛辞。
"Where Mr. Ritz goes, there I go."(リッツの行くところに私も行く)
客を心地よくさせる精神は大阪でも受け継がれていますよ。「いらっしゃ~~~い」ってね。
最後まで見送ってくださったサーバーの白さん。来日4年。「頭を下げるんだよね・・・でも写真とってもらってるから頭は上げるのかな・・・・・?」異国の礼儀作法を一心に学び取ろうとする姿勢にとても好感が持てました。
外にでれば、空中庭園。まだまだ春先。暖かいような寒いような・・・・。
ホテルの入口で、シンボルのライオンはお客様に対しては偉そばってはいません。ゴロニャ~~~~ン。ゴロゴロニャ~~~ン。猫にマタタビ上げるとこんな格好しますよね(^O^)
では、さて!人形コント。今回はこれまでいつもオーディションに落ち続けてきたケム君。やっと初登場です。(でも、後はないかも^^;)では!元気を出して、どぞ!
白&緑 「お!ケム君ひさしぶり~」
ケム君 「お久しぶりです。こんにちは」
緑 「あれ!?ケム君大きくなったらチョウになる言うてたやん」
白 「ホンマや。えらい大きくなったけど・・・大きくなっただけやん」
ケム君 「はい。それが今はトレンドなんです。
このままどんどん大きくなりますわ。
ほな、失礼いたしますぅ」
白&緑「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
白 「おい!黙っとらんとなんか言えよ!」
緑 「ん?何を言うん?」
白 「いや、おかしいやん!あんなん」
緑 「へー?そうかぁ?あれがチョウになるほうがおかしいんちゃうか」
白 「・・・・・・・ええ?ちょっと待てよ。こっちまで頭おかしなってきた。
やっぱりおかしいって!あれは」
緑 「ふうん。よう分からんけど。ほな、ま、そう言うことにしとこ」
白 「#☆◇%○X~~~~~」
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ザ・リッツ・カールトン大阪
中国料理 「香桃」
大阪市北区梅田2丁目5-25
TEL 06(6343)7000
特別ランチコース・・・・6000円
コメント
やはり、「素敵な中華料理店には、ホスピタリティに溢れた素敵な女性がいる」という法則は、事実のようですね。まだ2軒目ですが…
私、実はクラゲも好きなので、妙に惹かれております。クラゲ料理専門店があってもいいなぁというぐらいでして。
Posted by: takapu | 2007年3月 3日 18:07
☆takapuさん
ほう!そのような法則が!!え?2軒目って?
クラゲもいろんな種類?あるいは部位がありますね。よくわかんないんですけれど・・・・。
んーークラゲ料理専門店でクラゲ尽くし・・・・お腹がゴロゴロしそうな気も・・・^^;
Posted by: 早坂 | 2007年3月 3日 21:36
> ワタクシの実家を
うーむ、ちょっと上沼恵○子の芸が入っているかと(汗
こんなセレブな場所でも、おねーさま、おにーさまの
ノリの良さと、それを引き出す早坂様も、まさに関西人☆
こちらは昔、カクテルマニアだった頃に「the Bar」へお邪魔
しました。葉巻が目当てで。むふ。同行の自称・美食家は
「ここのイタリアン、めっちゃうまいでぇ」とか言ってましたが
チャイナも素晴らしいんですねぇ♪
ところでイモムシ君、もしかしてゼンマイ仕掛けで
動くんでっか?、ほな動画や!動画で撮ってぇぇぇ!!
Posted by: tsukijigoこと「つきじろう」 | 2007年3月 3日 21:52
☆つきじろうさま
客を喜ばせるいう点では商都大阪とザ・リッツカールトン、最高の組み合わせですよね。
ああ、ここの「The Bar」よろしおっしゃろな~~。私は新神戸の「The Bar」で・・・下戸ですけど(^O^)
チャイナも上品でした。中国人の料理長です。かなり日本人の好みに精通しておられるようです・・・・あたりまえでしょうが・・・。
よくぞケム君の白いねじ回しに気づかれましたね。
確かこれイギリスのおもちゃだったように思うんですけれど、ねじを巻くとジコジコジコジコとそれはリアルに動きます。
動画って・・・・・ワタクシビデオ持ってないんですけど・・・・・。なんならケム君をそちらに送りましょうか?
でも、絶対!!!返してね!
Posted by: 早坂 | 2007年3月 3日 23:19
これこれ大切な人を執事が来るまでとか言って何時間も待たせてはいけませぬ。
虫が食った最高級のお茶が東方美人。
なるほど、それでラストの人形劇には人を食ったような虫が登場しているのですな。
Posted by: ヒロキエ | 2007年3月 4日 00:52
☆ヒロキエさん
そうですわね~何時間も待たせちゃいけませんわ・・・・・ってそんな待ってくれる人いにゃーーわよ!!
あ、虫と虫・・・・そこまで深く考えておりませんでしたーー(><)
では!!そのような深い考察の末のケム君登場ということにしておきます!!
Posted by: 早坂 | 2007年3月 4日 10:00
リッツカールトン大阪、こんなに豪奢なインテリアなんですの?
ほー。ため息が出てしまいますわね♪
今回はお料理よりも、
その並々ならぬ豪華なホテルと、
これだけ格式高いホテルにも関わらず
おちゃめーなポージングをして下さった
お2方の方が妙に印象に残ってしまいまして 笑
Posted by: 華麗叫子 | 2007年3月 4日 19:39
☆華麗叫子姫
何をおっしゃいますの?華麗家のお屋敷にはとーーうてい!足元にも及びませんことよ~。
ザ・リッツ・カールトンはどうやら創業以来、華麗家のようなイギリスの貴族が自分のお城にいる時のようにくつろげるよう、こういうタイプの内装にしているみたいです。
「いらっしゃ~~い」。敷居が低くていいでしょ。お客様を貴族を扱うようにして扱ってくださるのよ~~♪
外を歩いてて疲れたら、ここの暖炉の前のソファーでお客さんでなくてもちゃっかり休憩できちゃっていいなぁなんて思っちゃいました(^O^)
Posted by: 早坂 | 2007年3月 4日 20:51
リッツカールトンってすごいですね!
台所脇の小部屋に住みたいくらいです。
リクエストに答えてポーズをとってくれるなんて、さすがのおもてなし!大阪だからなんですかね。
Posted by: くに | 2007年3月 5日 17:10
☆くにさん
あの暖炉の前で昼寝したいですよね~。
「ザ・リッツ・カールトン東京」!!なんと!今年の3月の30日・・・・もうすぐ!出来るじゃないですか~~!↓↓↓
http://www.ritzcarlton.co.jp/
ぜひぜひ!くにさんも「いらっしゃ~~~い」ってリクエストしてみて!
Posted by: 早坂 | 2007年3月 5日 22:26