●2006年の締めくくりは神戸グルメの原点・洋食屋ディナー!~三宮「神戸デュシャン」
今年最後にご紹介するのは神戸っ子のご馳走の原点、洋食屋さん。しかも、小洒落たセンスのよさでひとひねりもふたひねりもある「神戸デュシャン」。先日ダーリンとディナーしてまいりました。
んー?どこがひねってあるかって?まあ、おいおい分かってまいりますから。
今年最後にご紹介するのは神戸っ子のご馳走の原点、洋食屋さん。しかも、小洒落たセンスのよさでひとひねりもふたひねりもある「神戸デュシャン」。先日ダーリンとディナーしてまいりました。
んー?どこがひねってあるかって?まあ、おいおい分かってまいりますから。
今年もいよいよカウントダウン態勢!ケーキとかプレゼントとかこのところ騒々しかった街の空気も本日を境に一変、スパッと歳末モード突入の気配。
そんなこんなの先日、抜け駆けのようにダーリンとちょいと行って参りました。
神戸は元町の鰻の老舗「青葉」でゴザイマス。
世間一般では鰻は関東風が旨いと、決まっているらしいですね。背開き腹開きの違いというより焼き方の違いだそうな・・・・。関東では鰻は白焼きにし、蒸して、炙って、蒸して・・・・普通で2回か3回、高級店ではそれを5回繰り返すとお聞きしました。すると鰻の泥臭さも消えて、ふんわりやわらか~~~~に・・・・。
いわずと知れた神戸っ子のワタクシ、実は関西風の鰻が好きーーーー・・・・・って言ったとたんに座布団投げつけないでよーーーーーー!!
あの関西風鰻の適度な引き締まり感とチューイーな皮、野性味を帯びた泥臭さと山椒の結合がたまらなく好きなんです。焼いていない肝吸いの、肝を噛んだ時にチュッと舌に吸い付いてくるのもたまりません。
しかーーし、ワタクシも食わず嫌いはいけません。
というわけで、「青葉」へ。と言うのもこちら、神戸にありながら偏屈にも関東風の鰻を焼き続けてきたお店なのでゴザイマスの。しかーも、80年も!
ところで、東京は新富町にも「青葉」がありますが、この元町・青葉の東京支店!う~ん、これって逆輸入状態?レクサス?みたいな・・・・。エ、モノが違い過ぎ?(^、^*)
しかし、その本店の元町・青葉、こうやって写真に撮ると結構立派な通りに面したお店に見えますが、決してそうではございませんの。先回の「ブッカート・カフェ」の時に申しましたとおり、古いアーケード街の気付かれないほど細~い路地。むしろビル裏の通路のような道にこの店はございます。店主が宣伝嫌いとのことで宣伝も目立つ看板も何もありませんが、頑固だけど旨いっ!てところって、そーゆーもんかもです。何とかして探してください。もし行かれるようでしたら・・・・。
今年の締めももう後残り少ない師走の喧騒の中、お仕事ギュウギュウ詰めでちょっぴり逃げ出したいあなた。都会のエアポケットのような、こんな癒やしの隠れ家がございますわよ。ここに入り込んじゃえば、誰にも見つかりません・・・・たぶん。
場所は元町の古びたアーケード街東から西へ。1874(明治7)年創業の日本で初めて珈琲豆を販売したお茶屋さん「放香堂」を右手に見つつ左に曲がります。狭い路地です。途中でその通りにある老舗の鰻屋「青葉」から、ブッハ!!っと鰻の焼ける煙が噴出してきてたまにその直撃を受けますのでご注意を...。いやあしかし、あの鰻の焼ける香りは何ともたまりませんな(と、急にオヤジになる)。
しかし、その後フッツリと辺りは寂しくなります。要はビルの裏手の通路に迷い込んだようなものです。このネオンに気づかない人も多いはず。
でもここまで来たら、勇気出して狭くて急な階段をストトーーーンと登っちゃってください・・・・・。
今回は、ジャジャジャーン!「神戸屋レストラン芦屋店」にてゴザイマス。いつかは紹介しなきゃと思いつつ、三宮や元町界隈のカフェダイニング系のお店に足繁く通うあまりついつい機会を逸しておりましたが、先日久しぶりに行ってまいりました!
高級住宅街として名高い芦屋の一等地に位置し、全国に40店舗以上ある「神戸屋レストラン」・「神戸屋キッチン」のフラッグシップ店であるこの芦屋店、確かバブル爛熟期の1991年に出来たと記憶しています。あまたある「神戸屋レストラン」とは明らかに一線を画した、別格の「神戸屋レストラン」です。
出来たばかりの頃はオープンキッチンに丸鶏が常時10羽近くグルグル回転しながらローストされておりました。それを目にした芦屋マダムたちは考える暇さえ与えられず、この店に吸い寄せられていったものです。
先週の木曜日。ワタクシ、ダンディー父上殿に誘われて日本で最も古いと言われるイタリア料理店、宝塚は「アモーレ・アベーラ」に行ってまいりました。
ココ、ご存知の方も多いはず。日本で一番最初にピッツァを提供したお店でもあります。
阪急の宝塚南口駅を降りてすぐ・・・・・住宅地の中のごく普通の洋館が、かの「アモーレ・アベーラ」であります。
もし看板がなくて、扉もこうウエルカムーーーー!と両開きになっていなければ、入っちゃいけないのかと思っちゃいますよね。だって普通のお家なんですの・・・・・・。
はじめは1946年9月1日、湯本町の蓬莱橋近くの長屋で「イタリアンレストラン・アベーラ」として質素にスタート。お客さまは進駐軍の方々。
そしてココ。1971年25周年を機に自宅の一階を改装し「アモーレ・アベーラ」としてオープンしたお店なんですの。今では宝塚歌劇の生徒さんなど歌劇関係者の方がお客さまです。
さて!今日は先回に引き続き「オー・ボン・コアン」、いよいよ肝心要のメインメニューに入らせたいただきますっ!
とか言いつつ、いきなりゴメンナサイ。実はメインディッシュの前にぜひご紹介したいものがあるんです。
それは・・・、こちらのお店の素晴らしいワインリスト!
手づくりで、美しくって、そして説明がすごく詳しくて楽しくてためになるんです。ワタクシ一滴もダメですけど、この手の込んだリストを眺めてたら、あ~ちょっと飲みたいなあ~~、って思ったほどの出来栄え。
武さ~ん、もう一度ワインリスト見せてくださる~?
あ、来ました来ました。
ワイン通の方はぜひポップアップしてご覧ください。あ、通でもないかなあ・・という方もぜひ!ほ~んとに線の細い字なのでちょっと見づらいですが、でもかなり楽しめます。ワタクシが写真の元ファイルで見て面白そうなものはここに書き出しておきましたので...。
昨日は雨の中、今、関西のフレンチ界で注目の若手凄腕シェフのお店にお邪魔いたしました。
このお店、なんとワタクシのお家からは目と鼻の先!オープン当時から「あ、なんかすごくお洒落な店ができてるなあ~」と思いつつ前を通り過ぎてはいたのですが、それが話題の泉 昭一シェフのお店「オー・ボン・コアン」だとは・・・・最近までツユ知らず、失礼いたしました。
泉シェフは「コム・シノワ」のご出身。フランスでも3年間修行された方です。
このお店、噂に違わずいつも満席。それで、雨の日のお昼を選び少し時間をずらしてまいりました。
白のインテリアで統一された店内。お客さまがおられなくなってから撮影させていただきました。植栽の緑がウィンドウ越しに美しく映えます。
あえて全面ガラス張りにはせず、まるで雪見障子を思わせる光の取り入れ方。店内がかえって明るく感じます。
「最近いつも満席ですね」とギャルソンの方に聞きますと、12月2日に泉シェフがTVに出演されてからさらにお客様が増えたとのお答。今さらながらTVの力ってスゴイですね!
今日は一風変わってるのに超人気のフレンチのご紹介で~す。
でもその前に、まずクイズ!
ブルターニュ地方出身のフランス人が日本を旅したとしてたぶんショックを受ける食べ物とは?
アンキモ?
ブーーー!
正解は、クレープでーす。
その理由?
クレープって、ホイップクリームがたっぷりで歩きながらムシャムシャしたってOKって感じでしょ?
でも本場おフランスでそんなことしたら、名探偵ポアロ似のフランスおじさまが真横に立ってきっと言いますわよ。
「ノンノンノンノン。マドモアゼール。それは違いま~す」
ナント!本来クレープという食べ物は生地が蕎麦(ソバ)粉!
そして中身はハムやチーズ(!)で、お昼にリンゴの発泡酒シードルと共に食すもの、らしいのでーす!
こういう本場のクレープは、「ガレット」と呼ばれるそうでございますの。
というわけで、ワタクシ、今日のお昼に、その本場おフランスのクレープ「ガレット」の専門店「デリスリィ ククゥー」に行ってまいりました。
路地裏ほど、雨の似合う場所はない・・・。
初冬の冷たい雨に濡れる元町界隈を、ハーフコートの衿を立てフランス映画の気分で一人ブラリ。
と、元町商店街と南京町の間を東西にすーっと抜けていく人知れぬ狭い路地道を発見!
まだ午後1時だというのにこの薄暗さ。
さて、ワタクシ最近、神戸でも特にこの界隈に素晴らしく美味しいお店が次々と出現していることに気づき始めておりますの。
今日はその中でも飛びっきりのフレンチを食べさせてくれる「La tripe(ラ・トリップ)」をご紹介いたしますわね。昨日のワタクシのランチはそこでございましたのよ・・・・・ウフ♪
ただ、さすがに路地裏のお店だけあって、ちょっと場所はわかりにくいかも。
まず、起点は南京町の東側の門「長安門」。そこから山側(つまり北)へほんの数メートル歩くと、小さなペットショップ、そしてATMのコーナーがあります。この間が入口。そこから西へ続く幅2メートルもなさそうな狭~い路地を、どうぞ怖がらずに入ってみてくださいませ。右手にすぐ、写真のこのお店が見えてきますから。
先週の土曜日、旧居留地は伊藤町にあるカジュアルフレンチ「PEGASE」に行ってきました~!
目的はもちろん!土日限定のランチコース。
南京町の南。その狭~~い路地裏・・・。
ポツリ、と置かれた黒い不審なスーツケース。
「不審なお荷物または持ち主不明のお荷物をお見かけのお客さまは手を触れず、係員にお申し付けください・・・・・・・」
ワタクシ、電車に乗るたびにこのようなアナウンスを聞きますのですっかりその気になってしまいましたわ。
「係員の方!・・・・どなたか係員の方!外に不審なスーツケースが・・・・・・・」
近くのお店に飛び込みましたの。
おりからの夜風にはためくイタリアン・トリコロール!
いよいよやってまいりました!広島グルメレポート第3弾にして最終回の今日は、お洒落な並木通の中でもひときわドラマティックなアプローチが目を引くトラットリア「Via MonteTina 」でございます!広島在住時代、月に2回は通ったお気に入りのお店です。