●"ザ・シェフリンクⅡ" 第34弾!!フランスはロレーヌ地方の郷土料理☆キッシュをいつでも楽しめちゃう♪ 神戸・北野「近藤亭きっしゅや」\\(^Q^)
今、すんごく話題のお店です!!みんな我先にとテイクアウトしていきます。
え!?ナニをですって?ここの('。')↑ キッシュですよ~~☆
"ザ・シェフリンクⅡ" 第34軒目のお店。神戸・北野は→ビストロ近藤亭が2年前にオープンさせました→「近藤亭きっしゅや」\\(^▽^)
ご紹介くださったのは串焼→「なか川」のマスター、中川さん。
まさに異人館街から三宮へ戻る途中にあります。
観光で神戸にこられた方も、ホテルの部屋で食べるため買い求めておられるみたいですね~☆
夕方の6時からはイートインOK(・。-)V ということで、行ってきました!!
玉葱のいい匂い(~。~))
キッシュがまるでケーキのように並んでます。いつもは20種類あるところ、売り切れちゃって17種類に。
「さあ、こちらへどうぞ~」
ご案内くださる、近藤シェフ。
シェフが壁に張り付いておられるのは、ワタシがカメラを向けたので・・・きっと隠れてるつもり。でもその背後にある大きなワインセラーを皆さんにお見せしたくって、写真カットせずそのまま掲載(^◇^)m
おお!すでに予約が3組入っていますね ♪
なんてお似合いのご夫婦なんでしょう(~。~*
近藤 弘康シェフとマダムです ♪
今回のワタクシのお席!広いカウンター。
それではキッシュを(^▽^)/・・・な~るほど!
・・・ここから好きなのを選ぶってわけですね~☆
いっぱいあるなぁ。
・・・どれにしよっかなぁ(^▽^))
選んでるだけで楽しい ♪
決まった!
・・・それでは、近藤シェフにお願いしてワタシの選んだキッシュにピッタリのワインを。
すごいワインの本数ですねぇ。奥のほうまでギッシリ入ってますよ・・・何本くらいあるんですか?
「予備のセラーもあわせて、200種類くらいじゃあないでしょうか・・」
ええ(◎。◎; 200 しゅるい~
なんと近藤シェフ。シェフでありながらシニアソムリエでもあったのです!!
しかも(社)日本ソムリエ協会→関西支部の副支部長さんじゃあありませんか~☆
そしてシェフの選んだこのワイン!
ドイツのワイン産地モーゼルから。ドクター・ローゼン醸造所。2008年のリースリング・トロッケン。
「キッシュはもともとフランスのロレーヌ地方の郷土料理だったんです。ですからフランスのワインにしても良かったんですが・・・ロレーヌ地方はドイツのワインの産地、モーゼルとつながっていますので、同じ土壌ということでこのワインを合わせてみました(^▽^)」
ドイツワインには珍しく、フレッシュで酸味爽やか!微炭酸の辛口ワインです。
→裏のラベル、こんな♪
ワタクシのチョイス。キッシュの原型、キッシュ・ロレーヌ。そして澄み切った美しいリースリングとのマリアージュ ♪
具沢山なキッシュ・ロレーヌ\(◎Q◎)/
玉葱のゴージャスな甘さ!すっきりとしたワインにピッタリ~☆
ところで、ボリュームたっぷりなのに重くないですね。
「ええ。もともとキッシュは生地が重いんです。ですから生地を薄めにして具を楽しんでいただくことにいたしました」
この玉葱の旨味は、たまりましぇ~ん(>Q<)) 店に入ってきたときからいい匂いがしてたんですが、どれくらいの玉葱を使うんですか?
「玉葱は朝、20キロ。3時間から4時間、じっくり炒めます。そうすると6キロ半くらいになるんですよ。それからベーコンはスチームでよく水分を落として使うんです」
それがこの美味しさのヒミツですかぁ~☆
ところで近藤シェフは、どうしてまたキッシュ屋さんをはじめようと思われたんですか?
「実は、ソムリエとしてフランスのほとんどの街(ジュラとノルマンディー以外)に行ったんです。葡萄畑を見るためなんですけれどもね。すると・・・
これは去年行ったドイツのデュッセルドルフの写真ですが・・・フランスではこんな感じでどの街の惣菜屋さんにもキッシュが置いてあるんです。なんで日本ではめったに売ってへんねやろぅ('。'?・・・しかもこれやったら、ボクが作るキッシュのほうが旨い。いつかキッシュ屋、やりたいなぁ」
・・・と思うこと数年。元町の近藤亭をビルの老朽化で閉めなければいけなくなったとき
「これこそ、時やぁ」
と言うわけでこの店をオープンさせたわけなんです~☆
さらに、キッシュ・マルゲリータ ♪
トマトにモッツァレラ。緑色はバジル。
これも優しいお味です(~Q~)V
ところで・・・去年のシェフのドイツ旅行のお写真。土を写しておられるところなんか、ものすごく旅行の意味が伝わってきて面白いんですが(^。^)
「そ~なんですよ!これがドイツの葡萄畑の土の中にあるスレートです!!」
おお(◎。◎)// 実物ですか!!
で、動画にもありましたように・・・この白い石灰岩がワインに旨味をもたらすんですね(^Q^)
「そうです。地下の壁なんかもう石灰岩で出来ていて、うっすら水が染み出たりしてるんです。ミネラルたっぷりな土壌がワインを美味しくするんですよ♪ 」
おお~(T。T))なぜ、六甲山はこんな土壌じゃあなかったんでしょうね!!
そうそう・・・お料理。キッシュだけじゃないんです。フランスのあらゆる郷土料理を楽しむことが出来ます。
プロヴァンスから、エスカベッシュ(^Q^))
本場では鯖で作ることが多いお料理ですが、せっかく日本にいるのでワカサギで!
一皿にたっぷり入ってますねぇ~☆
「ええ。もう見た目よりもビストロの感覚で。味で勝負って感じです」
ああ~そういうのが無性に食べたくなる時ってあるんですよね(^Q^)m
ところで、店の入口にあったこの風鈴。ワインボトルの首のところに似てるんですがぁ(・。・?
「これはボクの高校時代からの→友だちで、ガラス彫刻の工房をしてるのがいまして。材料のワインボトルを取りによく店に来るんですよ♪ ・・・ここ!月刊" 大阪人" の→2009年12月号に出てます(^▽^)↓↓ 」
西田 雅之さん。ものすごく綺麗な作品・・・これは切子?ですか。いや、切子とサンドブラストと呼ばれるガラス彫刻の技法。
と言うことは近藤シェフ。ご出身、大阪ですか!細やかな気配り、うなずけます(~。~))
さらに、ポテトのアンチョビオイルフォンデュ。
アンチョビオイルがお皿の中で煮えたぎってます!
ハフハフ、フーフー(^Q^)/
これってジャガイモの色が濃くってハフハフ、いけますね~☆
「ジャガイモは小さくって黄色い、アンデスポテトっていう種類です」
ええ~!やっと "インカのめざめ" に追いついたと思ったら、また新しいジャガイモが現れたんですね・・・ハフハフッ!
次にオーダーしたお料理に合わせてシェフの選んでくださったワインは・・・。
フランスはローヌ地方。エスピエはフィリップ・カートゥックス氏が造り上げた有機ワイン。2008年コート・デュ・ローヌ。→ラベルこんな♪ しかも→蔵元から直接、リーファーコンテナで運ばれて来てますよ~☆
そしてあのフレッシュでピュアな赤ワインとマリアージュするのは、こちら!鶏もも肉のスモーク・トリュフ風味\\(^Q^)
「スモークは、フランスでは肉を保存するためのスモークと香りをつけるだけのスモークがあるんです。で、これは香りづけのスモークです。お味の繊細な鶏ですのでタンニンが弱めの赤ワインを合わせてみました」
な~るほど ♪
ええ(◎Q◎;;
この鶏!思いっきりジューシーで、経験したことないほど深い味わいですが。いったいどんな鶏ですか!
「鶏は淡路島の・・・普通の鶏なんですけれども、真空調理しています」
そう。その真空調理って最近よく耳にするんですが、どんなものですか?家でも出来ますか?
「えっと。家では出来ないでしょうね・・・。材料を真空パックして低温で火を通すんです。例えば鶏なら分水点っていうんですが、ドリップが出てしまう温度っていうのがありまして・・・だいたい80℃なんです。ですから80℃で25分間オーブンにかけます。そうすると、鶏の旨味がまったく外に出ないのでこんなに美味しくなるんです」
ひぇ~~(◎。◎)/ 一滴も旨味を逃さないんですか!!
「そうです。牛なら60℃以下。フォアグラも・・・60℃以下。ポークは70℃。いまレンコンで実験してますから、あとでご覧に入れますよ」
ほんとだ~・・・オーブンの中で真空パックが温められてる ♪
しっかし、この鶏の味は・・・。たとえトリュフを使おうが、家では無理ですね(~。~;
で、今回の更なる発見がコルニッション。よくソースに刻んで入れてたりするのですが・・・原型、はじめて見ました。
キュウリよりもさらに瓜っぽい風味です♪
さらに気になったのがこれ。
華やかな香りがして、あとピリピリピリ~(>。<))
「これです。マダガスカル産の→野性のコショウです。フランスとか、寒い国なんですけれど夏はやっぱり熱くなるんですね。それだと昔は肉が腐ってしまうので胡椒が欲しかったんですよ。これが欲しいから、インドまで来ちゃったんです~~」
これが、欲しかったわけですね☆
・・・と。実に話は尽きないのですが、ついに!
ついに!レンコンのコンフィ。
レンコンフィ(>▽<)m 試作品の出来上がり~♪
第1回目の実験は・・・どうやら失敗だったようですが、これでいろいろと分かったこともあり☆さらなる実験への強固な土台がすえられた模様!!こうしてレンコンの新たなるお料理が完成する日を楽しみに待ちつつ・・・ところでザ・シェフリンク!近藤シェフのおすすめのお店をお教えください。
「芦屋のフレンチで→シェ・モリ。シェフの人柄が前面に出たいいお店ですよ♪」
わっかりました!それでは次なるワタクシのミッションは→→→→「→シェ・モリ」にてシェフのお人柄を大いに味わってまいりまする~
やっぱりソムリエって違いますね~♪ カウンターがイッパイになっても、すべてのお客さんの一番求めてるものを提供できるんですもの!
近藤シェフにマダム。美味しいお料理と、素晴らしいワインのマッチング。大いに楽しむことが出来ました。ご馳走様でしたっ(^Q^)/
気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま~す♪ペコリ!
神戸近藤亭きっしゅや
住所 神戸市中央区山本通1-7-5 メゾンブランシュ地階
TEL 078(232)0620
営業時間 テイクアウト 11:00~23:00
Bar 18:00~L.O 23:00
定休日 月曜日
黒板メニュー♪メニュー♪ メニュー♪♪
グラスワイン・グラススパークリングワイン・グラスシャンパン♪ ビール・食前酒・ソフトドリンク♪ チリワイン♪ 赤ワイン♪ シャンパン・スパークリングワイン・ロゼワイン♪ 白ワイン♪ 白ワイン♪ 白ワイン♪ 赤ワイン♪ 赤ワイン♪ 赤ワイン♪♪
コメント
うわわ。ここ、めっちゃ好みですわぁ。
昨年から再び飲酒可になって、まだ量はいただけませんがワインが楽しいんですね。
キッシュもだいすき、他のお料理もおいしそう。
次回神戸を訪れたら、こちらにお邪魔しようかしらん。
Posted by: すず | 2010年1月12日 23:14
☆すずさん
ワタシは下戸っ子ですが、すずさんもここでならワイン♪大丈夫ですよ。
近藤シェフがエスコートしてくださるから(・。-)V
例えば・・・ワタシはいつも、ワインや日本酒を飲むときお水もお願いするんです。でもこのときは、なんとなくお水のこと言い忘れて・・・。すると!ワタシの飲み方から何かを察知して、さりげなくお水を出してくださったんです!!すごいでしょ~☆ あ、でもこれって、ソムリエとしては当然のことなんですって!
キッシュやアラカルトを自由にオーダーして、あとはおしゃべりを楽しみながらくつろげること間違いなしですよ!
Posted by: 早坂 | 2010年1月13日 12:18
わわ!このお店、気になって検索してみたら、
出るわ出るわ!
口コミでとても評価の高いお店なんですね~♪
早坂さんがお店に入って、まず感じた玉ねぎの香り。
まさか20kgも使っていたとは!驚きです。
キッシュに合わせてワインを選んでくれるのも素敵★
通販もやっているんですね。どれを買おうかな~?早坂さんのおススメキッシュはどれかしら? (o´∀`o)
Posted by: 蓮花 | 2010年1月13日 19:33
☆蓮花さん
そうなんですよ~☆
33軒目のお店。串焼の「なか川」さんとこに行く電車の中で、ちょうど近くに座っていた女の子が「きっしゅや」さんのことを話してたんです。
「近藤亭っていうお店がやってるキッシュ屋さんで・・」
って。「近藤亭」は知ってたのでフムフムと耳をかたむけていると、なんと!!「なか川」さんのところで紹介してもらったお店がココ(◎◇◎; ウギョ!!
・・・あ。キッシュ。
2種類しか食べていないのですが、キッシュ・ロレーヌはふくよかゴージャステイストで気に入ったなぁ~。でもチーズの入ってるマルゲリータも捨てがたい!!
他のも食べに行ってきま~す(^Q^)/
Posted by: 早坂 | 2010年1月13日 22:02
早坂様。
ワインにキッシュにお料理!
>ビストロ感覚・・・そういうのが無性に食べたくなる時ってあるんですよね
はいはいはい。あります〜。
コース一品に一グラスのワイン、よりも、ひと皿を前にいろんなワイン、という気分の時があります☆
<結局いろんなワイン(笑
神戸、いいところだなぁぁぁ。
うっとり。。。
Posted by: lara | 2010年1月15日 18:41
☆laraさん
え (・。・;
ひ、一皿にいろんなワインでつか・・・
ということは、ここってばlaraさん向けのお店ですぅ!!
だって、高いワインもあるけれど基本リーズナブルなワインをベストな状態で出してもらえるんですよ~☆
めざせ!200種類制覇(^▽^)/
ワタシはキッシュ20種類、めざす (←こっちのほうが早いか><;
Posted by: 早坂 | 2010年1月15日 19:39
こんばんわです!
キッシュやさん行ったことなくて、近藤亭は一度ランチ行ったときに、キッシュは頂きました。その他の鶏のスモークトリュフ、ワインと合いそう~♪大阪で御兄弟か親戚の方もお店していらっしゃるのではないでしょうか?
こちらのお店、心斎橋で知ったんです。
仲の良さそうなご夫婦、人柄が出てる感じですねぇ~
Posted by: キヨキヨ | 2010年1月15日 22:41
☆キヨキヨさん
おお!さすがキヨキヨさん。よくご存知ですね(^◇^)/
近藤さんのお兄さんのお店が、大阪の洋惣菜屋さん「バル マスタード」です↓
http://r.tabelog.com/osaka/A2702/A270201/27012460/
・・・と言っても、行ったことはないのですが(><; 大阪で近藤亭のキッシュが食べられるお店でもあります。
そうなんですよ~。お人柄が出てますでしょ。コックさんにもそれが反映してて、お店いい雰囲気です♪
Posted by: 早坂 | 2010年1月15日 22:57
キッシュのお店、たしかにありそうでないですよね。20種類制覇は一体何回通えば良いのか?(笑) さらに新しい種類がでてきて、いつまでも通い続けそうです。ザルツブルク市内のキッシュ常設販売で思い当たるのは、中心部のパン屋さんくらいです。
ワインも豊富で、しかも真空パックを使った肉料理に、レンコンのコンフィ? 気軽に立ち寄って、どんどん飲んじゃいそうですね。
こういったとき、我らがオーストリア産ワインは日本への流通の少なさと、スイス同様元々の数が多くないので、なかなか日本では見ることが出来ず残念ですね~。オーストリア人で関西を中心に卸をしている人もいるんですが・・・。
こういった素晴らしい、しかもお手頃なフランスワインは、ヨーロッパ近距離を超えて、日本の方が広く出回ってるかもしれないですね!
Posted by: sepp | 2010年1月16日 08:29
☆seppさん
ザルツブルグではパン屋さんでキッシュなんですね。近藤シェフも、生地はパン屋さんのほうが上手だとおっしゃってました!
ワイン好きにはたまらないお店だと思います(>▽<)O
ここのワインは、もしかしたらシャトー直送ではないかと勝手に思っております。というのも裏ラベルに輸入業者の名前がないとの理由からですが・・。同じワインでもお酒屋さんで買うよりも状態が良くて美味しいはずです!!
オーストリアワイン☆興味しんしん。
ドイツワインに似てるのかなぁ。
神戸のローテ・ローゼというお店は、ドイツから直接ワインを仕入れてるんですよ~↓↓
http://www.kobekko-gohan.jp/2009/06/-10.html
キッシュ、20種類制覇は(-Q-) 着実にいって10回訪問?・・・でもお気に入りのキッシュがはずせなくって、一回に2つくらいしか食べられなくて、新しいキッシュも現れて(@@; なんてことになりそうな~~
Posted by: 早坂 | 2010年1月16日 19:58
ここ~~お噂はミミにしてますが、
なかなか北野へ最近足が向いてなくて。
キッシュはもちろん、ビストロメニューもたまらないですね。
ポテトのアンチョビオイルフォンデュ、
垂涎です。お腹がぐーっとなりそう。
大きなワインセラーや、
やさしい雰囲気のオーナーご夫婦も素敵ですね~☆
Posted by: アキ | 2010年1月19日 16:48
☆アキさん
やはり!アキさんも、おミミにされてましたか(^▽^)/
2系統か92系統の市バスに乗って、加納町の陸橋の脇を徒歩で西にスライドしても行けるんですよ~♪
ビストロメニューでワタシが次回、ぜひ食べてみたいのが「ガーリックトースト・タワー仕立て」!!
バケットを縦4つ切りにして塔のように立てたものですが・・・最初の元町のお店のときからある人気メニュー。
「お店をオープンする直前のあわただしい中で、このメニューなんていう名前にしよう?とりあえずタワー仕立てにしておこう!」
で決まったんですって(>▽<)O
後でちゃんとした名前を考えようってことで。でも人気が出て、お客さんが席に着くなり
「とりあえず、タワーで!」
とかオーダーするようになって名前変えられなくなっちゃったって!!
カプチーノ仕立て、とかは聞くんだけど・・・タワー仕立てって。このノリが素敵でしょ~☆
Posted by: 早坂 | 2010年1月19日 23:28