●"ザ・シェフレシピ" 11月!神戸・御影は「ペルシエ」平生晶敏シェフ に ☆ 素材を生かした引き算のフレンチ!豚バラ肉の柔らか煮、教わっちゃいま~す\\(^◇^)
豚バラの柔らか煮って、どんなお味を思い浮かべます~(''?
中華の・・・。日本の醤油系の・・・。
いえいえ!違うんですよ~☆
白ワインやバルサミコ・・・ふくよかなバターの風味も踊る~♪ フランスの豚バラ料理(^Q^)/
神戸・御影フランス料理「ペルシエ」。平生晶敏シェフにお教えいただきま~す!!
ひゃ~(@@)// 豚バラ 2キロ!!
いえ。皆さんはそんなたくさん、ご用意いただかなくても(^。^;
でも、一度作れば冷蔵庫で10日は持ちますので・・・後の日々をゼ~タクに過ごせること間違いなしです(^◇^)v
それを 3cm くらいに切り分けていくわけですが・・・スーパーではすでにこの大きさで売ってますね ♪
平生シェフ。 豚肉はどんな種類がいいんですか?
「お好みですね。白金豚とかはあっさりしているのでどなたでも食べやすいですし、もっと豚の濃い味がお好きな方は薩摩黒豚や沖縄のアグーとかおすすめです」
なるほど。どれが一番、ってわけじゃないんですね ♪
では~~ブランシール、いたします!んん(・。・? ブランシ・・・
「ブランは白を意味するんですけれど、湯通しすることもフランス語でブランシールって言うんです。沸騰させないように、水面が揺らぐ程度で 20分。ブランシールしてください」
はーい!ブランシール しま~す(^◇^;(←使い慣れない言葉を使って・・・
その間に・・・調味料を作っておきます。
豚バラ 2キロにたいして~☆
白ワイン 300cc バルサミコ 80cc 醤油(薄口でも濃い口でもok) 40cc
さ・ら・に・・・鶏ガラ・スープ! こ、これってゼラチン状になってすごいんですが(@@;
「ウチの場合は・・・鶏ガラをゆっくり6時間かけて一番出汁を作って、そのあとの鶏ガラをさらに4時間炊いて2番出汁をとります。これは、1番と2番をあわせたものです」
み、皆さんはそこまでなさらなくても(^。^; よろしいと思いましてよ・・・
ブランシール、できたみたいですね。
ザルで水を切って~☆
うっはー(^Q^)ふるふる~んって。
もうすでに、茹で豚のように美味しそうなのですが ♪
さらに!焼くんですね。
皮目のほうに脂が多いので、そっちを下にして。
ここのあたりの作り方はラフテーなんかに似てますね。
余分な脂!!出てきました(^▽^)/
うわぉー(^Q^)食べたい~☆
でも味付けは今からなんです。
まずは豚バラ 2キロにたいして、上白糖 200g
な~んと、キャラメルを作っちゃいまーす(・。-)v
砂糖が溶けてきました・・・。鍋の横に、30ccの水を用意!ちょうどいいタイミングでキャラメリゼを止めるためなんです。
このあと、泡が出てきて・・・それでももう少しの辛抱。飴の色がかすかに変わったその瞬間!水をジュワ~~☆ 美味しいキャラメル・ソースの完成。
(この絶妙のタイミングは、動画でどうぞ!)
で、すかさず白ワインやバルサミコで作ったあわせ調味料を入れ・・・
豚バラを重ならないように入れた後は、鶏ガラ・スープをひたひた程度に~(・。-)v
火にかけま~す。温まってくると・・・
こんな感じ・・・。
基本、豚バラは低い温度でゆっくり煮込めば・・・煮崩れなしの柔らか仕上げ~☆
ただーし。煮込む前のアク取りは徹底的に(・。・)\ このときだけ、アクを浮かすため少し火を強くします。
でもあとは、沸騰させないでねー(;。;)p
アクも取れて、すっきりとしたスープ ♪
さて。蓋をして、沸かさないように気をつけて 2時間しずかーに煮込みます。
そのあいだ、動画でもどーぞ(・。-)↓
もうこれで、キャラメル・ソース☆ゼッタイに失敗しません(・。・)!もちろんデザートにも使えますよ ♪
はて(・。・?これは・・・
さっき煮込んだ豚バラを冷蔵庫で2晩、寝かせたものです。最低でも1晩は寝かせたほうがいいそうです。時間のかかるお料理ですね・・・ところがよい点は
「上が脂で密閉された状態になるので、10日は持ちます」
やったー(^◇^)/ と、いうことは!10日のあいだに2回くらいに分けて使えば、みんな喜ぶ、ワタシ楽ちん ♪
食べる分だけ小鍋に取り分けて・・・ゼラチン状に固まったスープも!
お肉の付け合せは・・・秋っぽくキノコ。平生シェフの場合、フランスのピエブルー ♪
シメジにエリンギ・・・
栗も入れましした!季節に合わせて、付け合わせを変えていくのも楽しいです ♪
「そしてここで、バターモンテです」
ええ!!なんですか?それ・・・
「バターでモンテするんです」
平生シェフ(^◇^m 「で」以外、フランス語ですが・・・
「えと・・・乳化させるんです」
とよく冷えた(←ここポイント)バターを鍋に。こうすると豚バラに照りがついてスープもまろやかになるんですって!
豚バラと付け合わせを盛り付けたあとは!大急ぎでスープを煮詰め・・・味を調え、かけちゃいます。
平生シェフは付け合せにマッシュしたカボチャも添えました・・・
食べる直前のこの↑↑↑ 後半戦は楽勝でしたね~ ♪
黒コショウとネギをトッピングして、カンセ~イ\(^◇^)/
うっひゃ~☆ めちゃくちゃ美味しいです。
バルサミコの独特の風味と白ワインの香り、バターのふくよかさが柔らかい豚バラに染込んで・・・もうこのお料理でコワイものなしだわ!!
気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま~す♪ペコリ!
レシピ提供~♪
ペルシエ
住所 神戸市東灘区御影町御影字城ノ前1520 西海ビル2F
TEL 078(842)0893
営業時間 11:30~14:00(L.O)
17:30~21:00(L.O)
定休日 水曜日
コメント
今回のレシピはフランス語の勉強にもなりますね!
料理用語からまずはフランス語を勉強してみようかしら?って思いましたよ。
最後の写真、かみしめたらじゅわーとなりそうですね。
やわらかさが伝わってきます!!
Posted by: 蓮花 | 2009年11月17日 22:13
☆蓮花さん
も~それは!バターでモンテのブランシールにウントコドッコイなんですってば~☆ ええ?通じた?
このメニューを夏に食べたとき、付け合せは冬瓜(夏野菜)でした。
じゅわっと・・・ほんのりバター風味で塩分控えめ。めちゃくちゃ美味しいですよ!
今ではもう!すっかり我が家のメニューです!ボナペティ~☆
Posted by: 早坂 | 2009年11月17日 22:44
早坂様〜。
>「で」以外はフランス語
うはははは。ワシもここがツボですぅ。
普通に使っていらっしゃる言葉だからあまり考えずに出てきちゃうんでしょうね。。
いやいや、この手の込んだお料理には参りました。おいしそう〜。
で、難しそうだから諦めたいけど、材料手に入っちゃうから言い訳出来ないです〜
>。<;;;;;
Posted by: lara | 2009年11月20日 03:05
☆laraさん
「モンテ」する、ってのがいいな~なんて♪
laraさんこそまさに!とっさに日本語で出てこなくなることありそうですね(^。^)!
豚バラ売ってるの見るたびに、おっとっとっとっと・・・となる今日この頃です!
これは作ってみて、意外と失敗率低いと感じました~☆
冬眠用保存食に最適(^◇^?
Posted by: 早坂 | 2009年11月20日 10:43