●"ザ・シェフレシピ" 西宮・苦楽園「イ・ヴェンティチェッリ」浅井 卓司シェフに教わる~☆鯖と紅玉リンゴのラグーソース・スパゲッティー\\(^▽^)
今回教えていただくパスタは!なんとこれ~☆
「鯖と紅玉リンゴのラグーソース・スパゲッティー」・・・鯖とリンゴですよ\(◎。◎)/それに柚子の皮をトッピング♪
これってホントにイタリア料理~?なんて疑わないでください!!
「ナンチャッテ・イタリアンじゃないですよ。ボクの料理はすべて、イタリアのどこどこのこういう料理でって説明できるものばかりですから・・・」
と浅井シェフ(・。-)V
そこで、元になったイタリア料理の原書からのご説明・・・。これってもう表紙も取れてボロボロです(><; 浅井シェフ、時間を惜しんでは原書を読みあさっています。
「インスピレーションが湧くんですよね・・・読んでると。これをこうすれば、もっと自分が食べたいシナリオになるな・・とか」
ふむふむ(~。~)
「今回のパスタは中部イタリアのエミリヤ・ロマーニャ州の郷土料理が元になってます。本来はぶつ切りにした鯖を少し焼いて、トマトとハーブで煮込む料理です」
へぇ~\(◎。◎)/イタリアの鯖料理ですか!!
し、しかしその前にー☆ 重大発見!今までパスタゆでたことのある人~ハーイ(^◇^)m・・・きっとそのゆで方、間違ってますよ(><;;
まずは、パスタのゆで方だけの映像を・・・
岩塩です!でもソレは問題ではありません。なぜ塩を入れるのか・・・そしてその分量は(・。・?
ドヨンと湯が沸いていないように見えるのですが・・・コレもポイントです。
浅井シェフが優し~く、レクチャーしてくださいますよ(^◇^)↓↓↓
いかがでした~☆ もうこれからは、ワタシ!変わります(><)/
日本人は蕎麦を喉越しに味わいますが・・・イタリア人はパスタを歯で味わうそうです。だから芯を少し残すことが大切なんですね~。
それに、うどんの乾麺と違ってパスタには塩が入ってな~い。他にもいろいろ・・・もうアナタもワタシも、ソッリ゛ーデレ☆ですわよ~ん(^u^)o
まず、3枚に開いた立派な鯖1尾(^◇^)/ これでラグーソース(材料を細かくきざんで煮込んだソース)を作るわけですが・・・煮込むソースはとかく重たくなりがち(><; なんとか軽やかに爽やかにいかないものだろうか~と浅井シェフが思いつきましたのが日本料理のこの技法!
鯖に隠し包丁を入れまして・・・強めの塩を打ちます。するとすると鯖の臭みは水分とともに出てきまして~しかも旨味は身の中に凝縮ー☆
で、これ。クールブイヨンのための液体。このとき使ったのは・・・水500cc、白ネギの青い部分と柚子の果実。皮付きのエシャロット10g。つまり・・・ソースに使う野菜の捨てる部分です(><; なんでも、野菜クズ入れちゃってください。ちょっと丁寧にしたい人は白ワインを入れてひと煮立ちさせるといいみたいです~♪
まだ湯かげんぬるめで、水分をふき取った鯖を入れます。いい湯だな(~。~)って鯖が気持ちよくなってリラックスできるように火を調整します。湯がボッコボコで、あっちっち(><;なんてったら、鯖の身がギュッて硬くなっちゃうんですよ~!!
20分ほどいい湯に浸かってもらって、常温に冷まし取り出した鯖。キレイに火は通っていて、しかもプリンプリン~♪
鯖むしりします。もうコレだけでご飯がすすみそう\(◎。◎)/ まったく鯖臭くありません。しかも旨味が凝縮して、いい塩加減。美味し~い!美味しいですよっ☆ もー、どうしよう!
このシットリとした鯖を作るコツは、写真を見ただけではムリですね↓↓↓
お鍋から出した鯖!もうプルンプルンしてましたね(◎Q◎)/
なんと、中部イタリアではこの鯖にオリーブオイルをかけてご飯と和える\(◎。◎)/ きっと、あの粒の大きなイタリア米でやるんでしょうね~!うおー食べたい(>Q<)O
では、鯖が"味見"しつくされないうちに(←?)ソース!いきまっす。
でました!紅玉リンゴ~☆ 皮付きのまま小さめのいちょう切り。
あとは・・・柚子半分の皮を太目の千切りに。白ネギ2分の1本を縦4つ切りにしたら・・・3センチくらいに切っておきます。赤唐辛子は1本分を、種を抜いて小口切り・・・ええーと、後はなんだっけ?あ、トマトソース50ccとマルサラ酒か白ワインを50cc準備・・・
スパゲッティーは100グラム。これで、2人分の材料です♪ あ、まだあった!
皮をむいたエシャロット、25グラムを輪切りにして・・・
酢漬けのケイパーは大さじ1.5~☆
EXバージンオリーブオイル大さじ2杯に、無塩バター25グラム~☆・・・あとはチョチョチョイのチョチョで、突如こうなってー↓
紅玉リンゴがしんなりしてきたら・・・
鯖~☆ ですよ!で、このあとスパゲッティーをゆでて~
どひょ~ん♪
煮込まずに、ザックリと和えるだけ!リンゴと鯖をつぶさないように~☆
うぎゃ~~ん\(◎。◎)/美味しそうです~♪ でも全然レシピの説明してないよ~。↓↓↓にちゃ~んと旨うまレシピ、出てます(・。-)V
煮込んで美味しいのは紅玉リンゴ!なんですね・・・ほかのは味がボヤッとするって☆ 鯖の下処理があってこそラグーソースをザックリ煮込まずに作っちゃうことができるわけですね!
さあ♪ 食べるぞ~ん(^◇^)/パクパク・タ~イム!!
後半、話が森の中に入って行きましたね~☆
鯖を料理しても、それが塩焼きや煮付けにはならないでイタリアンになっているのは・・・技術じゃない!?「見てきたもの」そして「個性」!うむむー、しかり!
「見てきたもの」が日本料理しかないのなら・・・日本料理の材料で外国の料理を作るのは特に難しそう(><;
うう・・・美しいですぅ~(;。;)
リンゴの赤に柚子の黄色。シットリとした鯖があちらこちらから顔を覗かせて♪
思いのほかサッパリとしています。鯖臭さは微塵もありません。紅玉リンゴと酢漬けケイパーの酸味がこの爽やかさを生んだのでしょうね!!お皿に入りきらなくって鍋に残っていたあれは・・・誰が食べたんだろー(^◇^m
その昔「リストランテ・サバティーニ青山」で経験を積み・・・イタリアで2年半修行したときの食べ物に対する新鮮な驚きを、浅井シェフに聞かせてもらいました↓↓↓
そんなの聞いたら、行きたいなー☆イタリア!大衆食堂で食べたいよーー(>Q<)O
気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま~す♪ペコリ!
住所 西宮市樋之池町24-16 アドール苦楽園1F
TEL 0798(74)0244
営業時間 11:00~14:00(L.O)
17:00~22:00(L.O)
定休日 水曜日
コメント
意外や意外、ワタシは先日の八戸ツアーのご縁で初めて知って
驚いたのですが・・・サバとリンゴって相性が良いのですね!!
絶品サバ寿司をつくっているお店の代表メニューのひとつが
サバとリンゴを3日間にわたって煮込んだ一品でした。
んで・・・な~るほど☆、ケイパーも一緒にアレしてコレすれば
絶品パスタソースになるんですね~!
Posted by: つきじろう | 2009年3月11日 06:26
☆つきじろうさん
うわ!青森といえばリンゴ☆八戸といえば八戸前沖さば☆この二つを煮込んだ料理ですかっ!!しかも3日も・・・どんな料理なんだろう・・・ブリ大根のような感じかな?
そうそう。酸っぱい紅玉リンゴと酢漬けケイパーをあれしてこれすると、こんなに美味しいスパゲッティーに!
ワタシは話の中に出てきたイタリアの「めしや」に置いてある鯖とイタリア米をオリーブオイルで和えたのが食べてみたい(><;
Posted by: 早坂 | 2009年3月11日 09:34
パスタの湯がき方難しいぃ~、お家でもよくやるんですよ、、、キヨはイカ墨好き!。。。固めが好きですが、硬すぎると不快だし、柔らかすぎるとパスタっぽくなくなるし・・・鯖と紅玉りんご!!ステキ!酢漬けのケイパーがりんごの酸味と甘さを引き立てそう~。しかし卓司シェフの揉み上げカッコイイ♪見とれて食べるの緊張しそうぉ~☆☆
Posted by: キヨキヨ | 2009年3月11日 12:31
☆キヨキヨさん
>固めが好きですが、硬すぎると不快だし、
というお好みなら、パスタゆがくの・・・ものスンゴクむずかしそぉ~(><; プチってちぎって真ん中の白っぽい芯の大きさをいろいろ試して自分の好みを探すとか・・・それとも、しなりかげん?
大丈夫よ~♪ 卓司シェフ、普段は厨房にこもりっきりだから・・・
Posted by: 早坂 | 2009年3月11日 14:19
すごい感性ですね?
私どもでは全然考えもつきません!
リンゴとサバってどこから思い浮かぶのかなあ?
柚子とリンゴでもどうなんだろうって・・・!
感心してます。
Posted by: やじきた | 2009年3月14日 00:38
☆やじきたさん
そうですよね~☆
「意外は意外とあう」って、意外と真面目なギャグを言われて微妙な気分で笑ってしまったワタシですが・・・リンゴと鯖!意外な組み合わせがこれまた意外と相性よくってビックリでしたよ♪
Posted by: 早坂 | 2009年3月14日 18:30
えーと、同源さんとはまた対照的なテンションがいいですね(^^)
Posted by: 旦八 | 2009年3月16日 11:37
☆旦八さん
そうなんですよ~(^^)文字数にすると一つの動画で何倍くらい違うか、知りたいっ!
共通点もあるんですよ。
お2人とも双子のお兄さんがいて、浅井兄弟は2人ともイタリアンのオーナーシェフ。銭兄弟も同様、中華のオーナーシェフ(^◇^m
Posted by: 早坂 | 2009年3月16日 16:34