神戸っ子ゴハン

わ～い。まさに隠れ家！オープンして早や10年。マンションの一室を改装し一晩に6組のお客さまのみご招待という貴重なお店＼＼（＾◇＾）

ガラガラ・・・こんばんはー！
と言いながらドアを開けちゃいたくなるくらい、暖かな雰囲気～（～。～）
オーナーシェフの島田 英明さんとマダム。そしてソムリエールはなんと島田シェフのお姉さん！島田家の晩餐会に御呼ばれしたみたで～す（＾O＾）＼

美しいキャンドルグラスに灯がともり・・・今宵はワタクシを含め5組のお客さん。

まずはアッツアツのブルスケッタ。・・・ん（●。●； みずみずしいガーリックバターがたっぷりと乗っている模様！

わ゛ー＼（◎。◎）／一つ目の前菜！でこんなにゴージャス・・・あのー、あのー・・・
「海の魚と松茸のサラダ仕立てでございます・・・どうぞスダチをぎゅ～っと搾ってお召し上がりください」
ソムリエールのお姉さん・・・満面の笑顔。うひゃ～（＠＠； お皿に流し込まれたソースにはカボチャや・・・ズッキーニかなぁ～彩り美しいお野菜の極小角切りの姿が♪

さすが明石は→ 「魚作」さんのおすすめだけあって、ここのお魚は明石の特上の品ばかり！！この真蛸の吸盤の大きさ！見てくださいよ～（＞＜；

松茸・・・丸ごとひとつ分なんですけど（＾。＾；

ま、気を取り直して。スダチをギュッギュ～っと搾ります。

これ、真蛸の足の炙り。美味し～（◎。◎； 蛸の旨味が細かい包丁技の間からジュジュッと出てきます！

出ましたね（＾◇＾）v 鰆をたたきで食べることのできるこの幸せ～☆ うう～タプタプー。

アオリイカにトマト！トマトの味の濃いいことと言ったら・・・あらら～ぁ、松茸どこいった（・。・？ん、ワタクシのお腹の中？いつの間に！もう（＞＜）o

ブルスケッタのニンニク、もしかしてみじん切り？手が込んでます～☆

手をつないだ2人の子供に長～い影法師。どこか懐かしい商店街を家路に急いでるのかな？じ～んとくる白黒写真。この写真については・・・VACANZAでお聞きになって～（＾。＾）ｍ 何気ない場面だけれど、ワタシはすごく心にしみたー。と！そこへ・・・

「二つ目の前菜でございます」
またまた、どっひゃ～ん＼（＾◇＾）／
「淡路牛の→ボッリート。北イタリアの郷土料理で、ちょうどポトフのようなものです。お肉が大変柔らかくなっておりますので、スプーンでどうぞ（＾v＾）」
前菜で淡路牛が来ましたか！！キャベツと一緒に煮込んでいます。

これは！めちゃくちゃ美味しー！！
淡路牛は味が濃いので、野菜と一緒に煮込んでも旨味たっぷりです。しかも、大量の粒マスタードがまろやかな味に花を添えて！たまりましぇ～ん（＞＜；

ワイン。すごく充実してました！
「このシチリアワインは珍しくて、栓がコルクじゃなくてガラスでできているんですよ～」
ソムリエールのお姉さんとワインに詳しいお客さんとの会話もいいお勉強になりますね。そっかぁ～（’。’）ガラスでできたワインの栓か～・・・

他にも写真がイッパイあるな～。じっくり見てみたいかも・・・

やってきました！播磨灘の海の幸と丹波の有機玄米を使ったリゾットです。
「イタリア式にどうぞ、フォークでお召し上がりください」
へぇ？イタリアではリゾットをフォークで食べるんですか！
「そうなんですよ～（＾。＾）o」
おもしろ～い。 あ、パスタを食べる感覚なのかなぁ（’。’）

フォークで、いっただっきま～す（＾◇＾）
おお！芳ばしい焼穴子。真蛸に小海老、イカも入っています。ポッテリとして海の幸が甘いですね～。
イカの歯ごたえと玄米のプツプツとした歯ごたえが見事に調和＼（＾◇＾）
アルデンテで芯のプツプツしたリゾットも美味しいですが、こんな風に外側に歯ごたえのあるリゾットってスゴイ名案ですよ！

夜も更けて・・・キャンドルも一段と明るさを増したような気がします。次はメインだなぁ～なんてことをワタシは考えているわけですが・・・そうだー！このキャンドルの灯りの中でプロポーズされる幸せな人もいるんだ！きゃーー＼（＞＜）／

＼（＞＜）／・・・んん！わぉ～ん o（◎u◎）o すごい！！この写真では手前の真鯛の大きさを伝えきることができない（＞＜；
「真鯛と鱧、そして車海老と淡路の由良の鮑を使いましたズッパ・ディ・ペッシュでございます」
え？え？ズ・・ズッパリ？
「ええ・・・ズッパがスープで、ペッシュは魚のことです」
ああ～ペッシュはフィッシュで魚なんですね（＾。＾；
「スープ仕立てになっておりまして、下のほうにカボチャやトマトやピーマンが入っています」

ところでこれ・・・手前に立っておりますのが真鯛でその向こうにそれを支えるように鱧が立っています。その足元を支えているのが車海老と厚切りの鮑！・・・・分解してみます（＾◇＾）ｍ

まずは真鯛！表面、フリットにしているのかと思ったほどパリッパリ。ゆっくりとローストしたものだそうです。中はふわっふわ・・・そっかー（’▽’）これは初めての美味しさですね～♪

そして鮑。分かります？表面の黒っぽいところから推察していただければ・・・分厚いんですよ～！！しかも柔らか～～い。蒸してあります。由良ってあのウニで有名な！そのきれいな海で育った新鮮な鮑です。
濃厚なカボチャ！この西洋パセリは路地物、間違いなし！だって、しっかりパセリの味がしますもの。

車海老！湯通ししただけのレアなところに炙りを入れてます（＞＜； もー！ぷりっぷり～☆

最後に惜しみながら、鱧。これもゆっくりローストして、パリッパリ（＞＜； ふわふわ～♪ 同じ上品系の魚、真鯛との味の違いをじっくり食べ比べることができて、しあわしぇ～＼（＾◇＾）／

あああ、ついにドルチェの時間です・・・でも！このボリュームに！やった～＼（＾◇＾）／

シチリアのお菓子、カッサータを少しアレンジしたロールケーキ・・・そして・・

ハチミツのジェラートにイチジク。この2つを一緒に食べると、美味しいんですよ～♪

カッサータの中にはリコッタチーズのクリーム！！ふわっふわで、はぁ～（～。～）夢見る美味しさ・・・

まろやかなコーヒーと共に・・・満足感をひしひしと噛みしめ・・・

で、島田シェフ。島田シェフおすすめのここはすごいというお店、お教えいただけますか！
「そうですね・・ボクの、というか・・・家内が最初に行き始めましてね、その後、ボクも一緒に行くようになったお店なんですけれども・・・懐石料理の三木さんって知ってはります～？」
やった～＼（＞＜）／ワタシが、ここへ行くならザ・シェフリンクで行きたいと待ち焦がれていたお店ですよ！！
ということで、ワタクシの次なるミッションは→→→懐石料理「三木」で楽しんでくること！で～す（＾◇＾）ｍ

島田シェフに・・・マダムは、コックさんでしたのね・・・そしてソムリエールのお姉さんに見送られ外に出てみれば、包み込むような虫の音。素晴らしい夜でした！
こんなにも存分に上質の素材を使い、心をこめて毎晩6組のお客さんだけをもてなす。北野に、こんな素敵な一軒！見つけちゃいましたよ～＼（＾◇＾）／

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TRATTORIA VACANZA
神戸市中央区山本通2-6-11 グランドマンション1Ｆ
TEL 078（222）0949
営業時間 17：30 - 23：30（L.O 22：00）
定休日 火曜日 第２水曜日

HPから→メニュ～♪
ワタシが食べたのは・・・「お魚のコース」＋「ブルスケッタ」＋「コーヒー」