●【特別番外編】新鮮!穴子の刺身を求めて~☆ ~淡路島 富島 「いちじろう」
→ザ・シェフリンクでお伺いした→「ビランチャ 神戸店」のマネージャー田中さん。実はあの時・・・「神戸っ子ゴハン」のエリア外に、小旅行用のトッテオキ店をこっそり教えてくださっておりましたの~♪
秋の連休シーズンにお手軽ピッタリだわ\(^◇^)/行ってきました~☆
その場所とは!!淡路島は富島。活魚料理 宝楽焼の「いちじろう」\\(^▽^) ああー!明石大橋の上に広がる秋空が眩しい~(@@
橋を降りて島の西の浜をのんびり走ること・・・10分。小さな漁船?それとも釣り船?澄み切った海にのんびりプカプカ浮いてます。まわりは人っ子ひとりなく・・・ふぁ~(-O-)のどかですぅ・・・
ん?あーここだぁ~。駐車料金なんていらないんですよね、このあたりってば。ってあたりまえ、かな?
二階では宴会もできます築40年!→「いちじろう」
「いらっしゃーい!!」
気持ちよく日に焼けた、大将 坂部行伸さん。この道30年。・・・ということは、この店が築40年で・・・2代目ですか?
「いえ、3代目です。祖父の代からです」
へぇ~・・・エーということは何年になるのかな('。')
「昔は'一二楼'って書いて'いちじろう'だったんですよ」
ほぅ~・・・あれっ?いろいろ話してたら創業何年か聞きそびれちゃいましたーー(><;;
「はい。お茶をどうぞ・・・」
姿勢の良いチャーミングなおばあちゃまがお茶を運んできてくださいました。お尋ねするとなんと2代目の女将!
「もう、80にもなりますのよ」
ハニカミながらも満面の笑顔。奥の広い厨房には大将の息子さんと娘さんと息子さんの奥さんに大将の奥さんのお姿まで・・・ありゃ~(●。●; 幸せ家族ですねー♪
てなことで、今回はみなさんと触れ合えるカウンター席で・・・
「ほら見て。こんな大きな車海老もあるよ」
「これも・・・」
カサゴですか?
「この辺ではガシラって呼んでる。それに・・・」
「カワハギに・・・青ベラ・・・コチ!これゼ~ンブ目の前の海で獲れたの」
わ~\(^O^)/大将!生簀から次々と魚を出して見せてくれます。
「ワタリガニ・・・」
こんなのがいるんですか?
「そうだよ。全部、そこで獲れたの」
じゃあそのワタリガニ、蒸しで!!さてと、カニが蒸せる間にお目当ての例のものを・・・
なんとぉ~~! ピカピカ虹色に輝くは伝助穴子の刺身~どどん!!
なにがなんでもワタクシ(><)穴子を刺身で食べてみたかったの!
瀬戸内では500gくらいが好まれる穴子ですが・・・伝助との愛称で呼ばれるこれは特別。なんと1kg以上はあります。扱いも、チト難しい。
「これは、もうこのくらいはあったよ」
と大将 坂部さん、中指と親指を丸めて太さを示したのはなんとワタクシの手首くらい(@@;
「この伝助が、刺身にしたとき脂がのって一番旨いんだ」
な~るほど・・・
ん(◎。◎; ホントだ~!!
シワッシワッとハリのある身に歯が食い込むと、いい感じの脂がジワリ・・・。まさに大トロの厚切りそのもの。それでいて、あと口は脂ぎれ良くさっぱり!身そのものにも深い味わいがあります~♪
あ~ここまで食べに来た甲斐がありました\(^O^)/
蛸の子もちょーだい♪
やさし~い甘口のお味付け。
この間にも漁師さんがサッと入ってきて定食や丼を食べて出て行きます。
ひゃっこーい!伝助穴子の湯引き。
まずは梅肉で・・・んんーー旨味が濃い!!しかも皮のゼラチン質の分厚いこと!
「この湯引きしたあとの汁に、醤油でもちょっと落としてすすると!もー美味しいよ~。味が濃いいんだな」
と大将、お椀をすする手つき。あ、それも後でいただきたい!と思いつつ・・・
酢味噌!あ~これはあっさりとした味噌ですね・・・もしかしてこの穴子、鱧の湯引きより美味しいかも(><)
「んん。鱧より味が濃いからね~」
とか言ってるうちに湯引きした汁、オーダーするの忘れちゃってます~。なんでだー(><?
ワタリガニ!!立派に蒸しあがって再登場~\\(^◇^)
それを息子さんがきれいに食べやすくばらしてくれました。甲羅、コケ付です(^。^)
かなり身がついてますね・・・
んんん(・。・?甘酢をつけて・・・??
見かねた大将がカウンターから出てきて、食べ方を教えてくれました。
「二本の足の真ん中をこうやって割って・・・ほら・・
・・・あとはまわりの皮をくるくるくるっと取るの」
キレイにむけました!!お~いしい~♪
「ボクらは魚の食べ方から何から、子供が小さいころにみ~んな教えたけどなー。ウチの息子らなんか小さい頃から魚でもなんでもきれいに食べたもんだよ」
んん(^◇^; 別のことはイッパイ教わったんだけれど、魚の食べ方・・・教わったこと、ない(^◇^m ウチの親も教わったことないと思うな~(><)
あとは自分でむきましたが・・・なぜか大将のむいたのが一番美味しい!!なぜだ~☆
わっ(◎。◎; 甲羅のほうにもミソがたっぷり~ん(^。^)v
小さなメイタカレイのから揚げ!骨せんべいも美味しそう(^◇^)
これならそのまま、いけちゃいます。酢醤油をつけて、頭からまるかじり!
瀬戸内の幸。シラサ海老です。これって甘くって美味しいんですよ~(^O^)v
大将!むき方教えて~♪
「こうやって、口のとんがりと背中の殻のとんがりを持って二つに裂くとミソが残るでしょ・・・・
・・・そして身のほうの殻は1回くらいクルッとはがして、尻尾を抜く。ハイ、できあがり(^v^)」
ホントだ~(◎。◎)美味しいところだけ残して、キレイにむけてる。んんー!ミソが美味し~(><)・・・これも、ナゼだか大将がむいたのが一番美味しい(・。・?
キスの刺身~♪
見た目は穴子の刺身に似ていますが、こちらは淡白で上品なお味。
蒸し穴子と焼穴子。1本分ずつ食べ比べ。
「これは撮影用だからね」
と大将。へっ?なんで?
「タレぬっちゃうと区別がつかなくなるの」
・・・・(・。・?
ホントだー(^◇^m タレが濃くって区別がつかな~い!!
これは蒸し穴子。ふわっとお口の隅々まで柔らかな穴子の味が広がって!んん~ん(~。~)夢・心・地~♪
焼きの芳ばしさと皮の粘りが魅力です。ハイ!焼穴子。
淡路の天然鯛。皮をつけての登場です。これはもう!言わずと知れた、神戸っ子好みの・・・噛めば噛むほど旨味の出てくる・・・むしゃむしゃむしゃ・・・やはり・・こうして・・・むしゃむしゃ・・・鯛の味を時間をかけて楽しめるのが、なんとも醍醐味で・・・むしゃむしゃ・・・
坂部さんご家族!大集合~☆ 新鮮な海の幸と心温まるおもてなし、ありがとうございました。おばあちゃまもますますお元気でね。また食べに来ますね♪
世界最長の吊り橋、明石大橋。対岸に見えるのは神戸市と明石市。次にくる時はフェリー(ジェノバライン)もいいかな?
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いちじろう
住所 兵庫県淡路市富島67-3
TEL 0799(82)2380
営業時間 11:00~21:00
定休日 月曜日(祝日の場合は営業)
コメント
すごい。。。。
美しい魚の写真に圧倒されました。それに・・
穴子が刺身で食べれる事も初めて知りました。
『鱧』くらいあなごづくしが出来ますねぇぇ。
ご主人の写真ナイスでございます〜〜。
淡路島にも行かなければ!!
Posted by: lara | 2008年9月16日 21:15
うーん。。。お見事な海の幸!幸!幸!いっぱい食べましたねー
神戸は穴子が美味しいのですよね。そういえば、結婚して最初に穴子のおすしを食べに連れて行ってもらいました(遠い昔ですが、思い出せて良かったー)
淡路島って、ちょっとした夢の島ですよね。自然もあるし、天候もいいし、街もそこそこ近いし・・・
穴子のおすし、食べ比べたい!カレイのから揚げーーー叫んじゃいますー
Posted by: kn_der | 2008年9月16日 21:22
☆laraさん
ご主人の坂部さん、いい顔しておられますでしょ~♪ おばあちゃまも美人だし!
そう!ワタシも穴子が刺身で食べられると知って飛んでまいりましたの。美味しかったです。もう想像以上に!
本当。穴子づくしですね(^◇^m
Posted by: 早坂 | 2008年9月16日 22:55
☆kn_derさん
海のそばで海の幸幸幸幸~~でしたよー!
>結婚して最初に穴子のおすし
それはもうきっと、ご主人さんはkn_derさんに瀬戸内の穴子の美味しさを知ってもらいたかったにちがいないわ~(’▽’)
そう!淡路島ってフェリーだと往復なんと900円。橋、渡らなくてもいいのよね(。。; 確かにいつも明るい感じがします。
も~今回は、穴子の大研究をしてきちゃいました。穴子、あんたは旨い!!kn_derさんチにも出向いてらっしゃい(^◇^)/
Posted by: 早坂 | 2008年9月16日 23:16
きゃぁ~~~~わぁ~~~~うぉ~~~~~!!!
早坂さん!このレポートはなんですかっ!!
もう、瀬戸内丸かじり大紀行!
私が一生のうち一度は行かねばならぬお店ができてしまいましたよぉ~~~!(笑
伝助アナゴ?お刺身に湯引きに焼きアナゴに蒸しアナゴ?
あ!ちょうど先週末に冷凍保存しておいた蛸の子の煮付けを食べたのは、きっとこのレポートが呼んだのね!呼ばれたのね!呼び合ったのね!私たち!!!
ううむ、この素晴らしい「瀬戸内海のお魚どど~んとたべつくせ!」レポートを是非是非うちの「神戸ものブログ」のどこかに入れた~い!
ね、いちじろうさん、じゃなかった、つきじろうさん!(って、なんぢゃこりゃ?笑)
Posted by: midori | 2008年9月17日 00:37
☆midoriさん
うぉ~わぉ~ライオンキングだーよ~♪
いやいや、瀬戸内チョボかじり紀行ですぅ(^。^;
今回は穴子を中心に食べてみましたが、ここの真鯛の陶板焼きがすごいらしいんですよ・・・。
鯛を開いて丸ごと陶板の上で焼いちゃうみたいなんですけれども(><;
それもまだですし、季節ごとの地物の魚もまだ食べてません!!
蛸の子は築地でたくさん並んでるのを見て以来、気になって気になって。蛸の本体は食べずに、midoriさんと共鳴しあってます♪あぁああぁ~~♪
つきじろうさん・・・じゃなくていちじろうさん!midoriさんもレポしてくださいな!
冬は子持ちワタリガニですって~~(◎。◎)/
Posted by: 早坂 | 2008年9月17日 11:54
はい、“築二楼”です・・・って、呼びましたかぁ?(笑)
んもう、どう考えても狙われてるとしか(略
いや~、それにしても「食べられる水族館!」って感じの楽しさが横溢した
お店ですね♪
シラサ海老もタコの子も、ワタシの宿題ネタなんですよねー
それに何より、このアナゴ!・・・ヒロキエ様のところでアナゴとウナギの
食べ比べネタがありましたが、そもそもアナゴからして焼くのと蒸すのを
比べることから始めなきゃ!と・・・☆
こちらの大将の手にかかると一味も二味も違うんだろうな~
ところで最後の明石大橋、なんとなくスリムになったシドニーの
玄関口みたい・・・(笑
Posted by: つきじろう | 2008年9月18日 01:35
☆つきじろうさん
これはもう!狙われてます。なんせ平仮名で‘いちじろう’ですよ。しかも魚ねた\\(^◇^)
なるほど >゚))))彡 まさに「食べられる水族館」ですね~。しかも、食べに来るのは漁師さん!!
瀬戸内のシラサ海老は分かりますが、蛸の子は築地でたくさん見かけたではありませぬか(・。・?
そういえば鮨屋「絆べえ」の大将は車海老よりも美味しいと、大ぶりのシラサ海老しか握りに使わないんですよね↓
http://www.country-online.org/kobekko-gohan/2007/12/post_171.html
で、確かに甘くてほどよい歯ごたえで・・・あれは美味しかった(~。~)
今回のワタシの狙いは、ずばり!穴子の刺身でした!!これはもう最高に美味ですよ。大トロ スキーさんにはたまらないと思います。
ホントだ(@@; ほっそ~い・・・シドニー ハーバー ブリッジって何車線でしたっけ(^◇^?明石大橋ってば普通の橋の10本分の費用かけて造ったから通行料が高くって・・・‘いちじろう’の大将はジェノバラインをおすすめでしたよ。
「フェリー降りてバスで店に来たら、帰りはフェリー乗り場まで送ってやるよっ」
って・・・
Posted by: 早坂 | 2008年9月18日 10:07
おお!明石大橋だ!!
秋の空ですね〜。きれい。
うわ〜、そして海の幸三昧ですね!!
穴子の刺し身はほんと、もう!!(>_おお!明石大橋だ!!
秋の空ですね〜。きれい。
うわ〜、そして海の幸三昧ですね!!
穴子の刺し身はほんと、もう!!(>_ メイタカレイのから揚げ美味しそうです!!
おなかいっぱい食べてみたいです〜。
Posted by: いと | 2008年9月18日 12:30
☆いとさん
そうなんですよ~。この橋を渡るときは、いつも空がキレイですぅ。なぜかしら?
もう!海からざっくざっく獲れるみたいですね(^◇^m
穴子の刺身をめがけて!!メイタカレイのから揚げも美味しかったですよ♪
ワタシも~!もっと食べたかったです(><;
Posted by: 早坂 | 2008年9月18日 14:17
はじめまして。三宮付近で会食したく、調べておりましたら早坂さんのブログに出会いました。
ちなみに私の名前も久美子と申します(*^ ^*)
初めてで本当に恐縮なんですが、遠方からくる友人と食事したいのですが、個室でゆっくり出来るお勧めのお店を教えて頂けないでしょうか?本当に初めてでこんなお願い申し訳ないんですが、全然思い立つ所がなくて(><)
Posted by: クミコ | 2008年9月18日 16:48
☆クミコさん
はじめまして~♪クミコさん。
遠方からの大切なお友達との再会、楽しみですね~☆
えっと・・・お友達やクミコさんのお好みも分かりませんので、メールアドレスを書き込んでくだされば何か微力ながらお手伝いできるかもしれません。
アドレスは書き込んでも公表はされませんのでご安心を。
Posted by: 早坂 | 2008年9月18日 18:18
瀬戸内のワタリはこれから旬ですね。
それにしてもやっぱり目の前で獲れた魚を美味しくいただけるのは四方を海で囲まれたわが国の最高の贅沢であり醍醐味ですね。
日本に生まれてよかったと思うひと時。。。^^
Posted by: tak | 2008年9月18日 22:24
☆takさん
ワタリガニ、身が予想外にイッパイ詰まっていてビックリしました。そっか~・・・これからが旬なんですね~(’▽’)
ホント、最高の贅沢ですね。
大将とも話していたんですが・・・このワタリガニ、瀬戸内海だけを渡り歩いてるのかな~。太平洋にも出るのかな~(^◇^?
Posted by: 早坂 | 2008年9月19日 00:02
はじめまして。おいしいお店をさがしていたらこちらのブログにたどりつきました。お店の情報量もさることながら、お料理の写真、すごい素敵ですね!私も神戸在住で、淡路は近いのですが、なかなかいくことがありません。でもアナゴ大好きなので、いつか行って見たいです。どれもこれも食べてみたい!
これからどんどんお邪魔させていただきますのでよろしくお願いしま~す。
Posted by: アキ | 2008年9月19日 17:46
☆アキさん
はじめまして~! アキさん♪
ほ~んと、美味しいお店探しって苦労しますよね。
でも大丈夫。美味しいお店は美味しいお店のシェフさんに尋ねればすぐに分かっちゃうんですよ(^◇^)V
ワタシも淡路島、実はまだ3回しか行ったことがありません。しかーし(-。-)!目的地が決まればあとはOK~☆
ここの穴子の刺身(><; も~たまりませんでしたー・・・・
こちらこそよろしくね~(^◇^)/
Posted by: 早坂 | 2008年9月19日 23:01
湯引きした後のだし汁、残念でしたね!
お酒の後に飲んでみたいです。
ノドを通る時の温かみが、何ともいえません!
脂ののった穴子が、甘めの煮詰めを塗っていただく蒸し穴子!
朝からお腹が減りますよ~!
夜なら骨せんべいで1杯を想像してムズムズしてしまうのですが・・・!
淡路は2・3年前に釣りでよく行ったのです。
もし行くことがあれば、寄ってみたいお店です!
これもリスト入りです・・・・ムフフッ!
Posted by: やじきた | 2008年9月23日 08:02
☆やじきたさん
おお、釣りでよく行っておられたんですね!
じゃあ、このお店はもう当然!!行かなくっちゃのリスト入り~☆ 漁師さんがサッと入ってきてサッと食べては仕事に戻っていく姿が印象的でした。
湯引きの出汁、惜しいことをしましたよ~(><; もう旨味たっぷりでしたでしょうね!
蒸し穴子、あれなら朝でも大歓迎(^◇^)/骨せんべいも大歓迎~\(^O^)
Posted by: 早坂 | 2008年9月23日 10:08