●"ザ・シェフリンク"第87弾!素材に精通したシェフがカジュアルを装いつつ作り上げる妥協のない本格イタリアン~神戸 三宮 イタリアンレストランカフェ「ビランチャ」
あの!「オー ボン コアン」は泉シェフが、家族と共に何十回と行くレストラン~☆ 十何回じゃないんですよ!何十回(@@; そんなに通いつめる店って・・・\(◎☆◎)/なんと意外に身近な場所にありました・・・そごう本館6Fの婦人服売り場~~・・・
大阪の有名店、クッチーナイタリアーナ→「ビランチャ」!そのデパートバージョン→「ビランチャ 神戸店」でっす!!行ったことある人、ハイ手をあげて~(^◇^)/
買い物で歩き疲れた人も気軽に立ち寄って休息できる開放的な店内~♪
ワタクシもランチタイムに幾度か!もちろん行列して(^O^)
と!こちらディナーもあるんですね。そごうは上のレストラン街を除いて8時に閉店するので、ここでディナーとは!すんませ~ん、思いつきませんでした(。。;
奥の個室。坪庭の横に今回のワタクシのテーブル~☆
→「ビランチャ 神戸店」のシェフ、笑顔も爽やかな松島 秀太さんで~す\\(^◇^) 横浜のレストランからこちらに来て4年。珍しい食材も使いつつ常にバランスを考えて・・・だって「ビランチャ」ってイタリア語で「天秤」って意味なんですもの~。
まずはアミューズ。カワイイ豚のパテ。ピクルスと交互に串に刺しています。
中にはピスタチオ!芳ばしいです~(^▽^)v あとから黒胡椒がピリッときて、美味し~。
前菜は~ノルウェー産の自家製サーモンのマリネ。
たっぷりの松の実とアーモンドのローストに、なんと贅沢にも白桃とグレープフルーツ(◎。◎; お野菜はアンディーヴ・・・つまりチコリにベビーリーフ。
フルーツとサーモンのマリネって・・・おおー!合いますね~☆ マイルドなマリネに苦味の少ないグレープフルーツ!サーモン、厚切りですごく脂が乗っています。あ、そうだ!最初はお野菜に隠れて見えなかったサーモン!!
こんなですよ~。た~っぷり!ツヤツヤでスゴイ\(^◇^)/
食べごろの白桃も!美味し~い(~。~)
半透明のパーテーションでカジュアルな雰囲気の個室です~♪
あ、パンが来ました。自家製のライ麦パンにフォカッチャ、そしてグリッシーニ。オリーブオイルのたっぷりと入ったガラス瓶と共に(^▽^)v オリーブオイル・・・使い放題?なーんてあつかましいこと考えちゃーダメンメ(><;
ふわん~と押し戻してくるような歯ごたえのフォカッチャ!オリーブオイル、緑がかっていますがいわゆる青臭いものではなくいたって上品でサラッとしています。もしかして、さり気なくかなりいいオイル使ってたりして(●。●)
ほっかほかのライ麦パン。あ、これは次のお料理が来てからにしなくっちゃ・・・またお腹いっぱいになっちゃうぞ(><;
パスタ料理。おお!!この豚肉は(◎。◎?
「→メイシャン豚(梅山豚)と言う中国の最高級の豚です。これは茨城産で100頭くらいしかいない豚です。角煮にしてございます」
とマネージャーの田中さん。
パスタに角煮とは珍しい・・・と思いつつ。んん!ナニ入れてるんだろう。甘い和風の角煮とは一味違います。パスタに合うよう爽やか系のキレのあるスパイスが入ってますよ~なんですか?
「んんー・・・(^v^)」
あ、じゃあ元の豚は・・・例えばバスク豚みたいに濃厚な味の豚ですかそれとも・・・
「あっさりとした、ひじょうに上品なお味の豚です」
だからいろいろ味付けが楽しめるわけですね!
ペンネのトッピングはエノキとシメジとエリンギのフリット。よくかき混ぜて豚の煮込みソースと絡めて食べるとますます美味しい~☆
広い厨房でみんなキビキビ働いてますね~(^。^) メイン料理はナニかしら~・・・
わっスゴ~イ\(◎。◎)/
「三重県の美杉産の若鹿です。ローズマリーでローストしてます。お熱いうちにお召し上がりください」
じゃあ急いで写真を撮って・・・あ、田中さん。この白っぽいソースはなんですか?
「それは、ナスのピューレです」
で、真ん中の黄色いのは・・・
「インカのめざめですね~(^▽^)お肉の間に入っているのは、アピオスと言うお芋です。食べ比べてみてください」
あとはイチジクとホワイトアスパラ・・・
「ローストにしてございます」
熱いうちに!急げ・・・あ、口に入りきらない(><;
切っていただきま~す(^O^) や~わらかくってオイシ~(●。●)v 鹿ってどこまでも上品なのね~♪ ナスのピューレが淡白な味なのにコッテリとした舌触り・・これもどうやって作ったんだろう・・・
インカのめざめ♪ジャガイモなのにクリームのような舌触りで、甘ーい。これ大好き~(^▽^)
そして・・・お肉の間に入っていたこの'むかご'にも似た芋。→アピオス。
ええ!栗のようなポクポクとした歯ざわり。そしてなんと(●。●; インカのめざめよりも甘い!!どうやら健康食のようですね!
湯気が出てました~ローストしたイチジク。イチジクを焼いて食べたのは初めてです(@@
ホワイトアスパラは焼くとより風味が増していました~☆
透けて見えるシーリングライト。温かみがあってステキです♪
ねえ!松原シェフ!!材料費かけすぎじゃない(^◇^?
「いや~。んぐんぐんぐ・・・」
ものすごく美味しいですよ~。
「ああー(^v^)それは良かったです。いろんな材料使いたいほうなので・・・」
そしてデザートは・・・
塩キャラメルのセミフレッド。強めにキャラメリゼした松の実が入っています。まわりはチョコのスポンジ。
真赤なベリーのソースに牛乳と玉子で作ったアングレーズソース。
では!!んんはー\(^◇^)/美味し~!砂糖は少ししか使っていないのに塩でコクが増してさらに甘く感じます。そのうえ後味はサッパリ。強めにキャラメリゼした松の実が、塩キャラメルに負けないほど芳ばしくってオイシ~!美味しいよ~(^◎^)m
リンゴの角切りにラズベリ~♪ 思いっきり酸っぱいベリーのソースとミルキーなアングレーズソースの組み合わせが見事です\\(^◇^)
エスプレッソはイリーのノーマルロースト。
ところで、松島シェフのお好きなお店って教えていただけますか・・・?
「ええ。それが、あったんですけれどもうシェフリンクで取り上げられちゃってたんです。ですから・・・」
ああ!田中さんに・・・。田中さんのおすすめはどちらですか?
「2、3ヶ月に一度は家族で行っているお気に入りのお店なんです。芦屋のラ バラッカっていう店です。南イタリアの郷土料理を出していて、小さいお店ですけれども雰囲気も良くて・・・」
わっかりました~\(^O^)/では次なるワタクシのミッションは→→→「ラ バラッカ」を偵察せよ!!
松島シェフ。美味しかったですぅ~。また食べに来ますね!ごちそうさま。お店の目印になっているのはオーナーの柿田 将宏シェフです。ツーショットでパチリ(・。-)
ビランチャ は夜9時まで。そごうは8時まで・・・だからマネージャーの田中さんはわざわざそごうの出口までワタシを見送ってくださいました。ありがとうございましたー(^O^)/
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イタリアンレストランカフェ ビランチャ
住所 神戸市中央区小野柄通8-1-8 そごう神戸店本館6F
TEL 078(271)2022
営業時間 10:00~21:00(L.O 20:00)
ランチタイム 11:00~16:00
ディナータイム16:00~21:00
予約 土曜日 日曜祝日のラインチタイムは不可
定休日 不定休(そごうが休みのとき)
ディナータイムのメニューで~す(^◇^)↓
コースメニュー♪前菜とスープ・パスタ料理とリゾット料理・メインディッシュ♪本日のおすすめ料理♪パニーノ・ピッツァ・パン・チーズ♪飲み物♪♪・・・あ!('。'; ワインやビールのメニュー、撮り忘れていました(。。;m
ワタシが今回食べたのは、シェフおまかせの「フェスタコース」・・・3,780円
コメント
うーん、またしても素敵なお店ーーー
私、いちぢく大好きなんで、一度自分でもローストしてみようっと(お肉のことは聞かないで下さい・・・)
ケーキもすごく美味しそう。。。添えられたフルーツがかわいいです。先日、引っ越してきたメンバーで、この辺は美味しいケーキ屋さんがないよねぇ・・・って話していたのです。だから、お料理ももちろんですが、ラストに目が集中しちゃいました ^^
Posted by: kn_der | 2008年9月 6日 19:27
百貨店の婦人服フロアー、しかもその奥!といえば・・・
一人身のワタシには、秘境のなかの秘境です(笑)
さてさて、お魚のマリネにアーモンドや松の身とかのナッツ類を
まぶすと言えば、中華風!と思うのですが・・・
うーむ、こちらはフルーツも一緒にしてるんですね!!
興味シンシン・・・☆
そしてイチジクのローストですか!
ベークド・アップルの極上品をさらにトロトロにしたような食感が
伺われますねぇ。
ふむふむ。こちらは類稀なフルーツの使い手と見た!!
もしかすると、鹿肉のローストも果物で下味をつけているのでは?、
などと想像してしまうワタシです・・・♪
Posted by: つきじろう | 2008年9月 6日 21:45
☆kn_derさん
パイ生地に包んでイチヂクパイなんかも美味しそ~(><; 中の空洞にベリーソースなんか入れちゃったりして!!
おお!この塩キャラメルのセミフレッドでワタシは最高にハッピーになりましたね~!!濃厚な甘さに強く炒った松の実(~。~)わぉ~でしたよ。大阪の南森町店ではもっと強くキャラメリゼしているそうです!
きっと、きっと、地元の人しか知らない美味しいケーキ屋さんが目立たない所に隠れている!かも~☆みんなで探してファイトだよ~ん\(^O^)/
Posted by: 早坂 | 2008年9月 6日 23:06
☆つきじろうさん
わーー(◎。◎; そう言われてみれば・・・つきじろうさんのような独身のナイスガイは見かけなかったような・・・そっか~!ここは秘境ですね。すんばらしい\(><)/
そう!それも高価な白桃まで使って・・・マリネはあくまでもひかえめなお味で、このサーモンがいかに質のいいものなのかがポンッと前面に出ていましたね!脂の乗りと舌触りはサーモンだけれどもトラウトを連想させるくらいしっかりとしたお味でした。
そう言えばフルーツをよく使っていますよね~♪
鹿!あれだけの赤身でものすごく柔らか~。きっとゆっくりと時間をかけてローストしたんでしょうね。もっとレシピ、いろいろお聞きしたかったです(><;
Posted by: 早坂 | 2008年9月 6日 23:23
鹿のお肉って、密度が濃いそうですね!
しっとりした鹿のお肉のローストが、甘そうです!
見た目がよく煮たナスのような、イチジクのローストも興味が湧きます。
一番にパスタの味もイメージできないのですが、豚の角煮ってどうしても和風の味付けを想像してしまいます。
それも早坂さんの仰るとおりの甘辛いものです。
すべてシェフの頭の中で想像したものを形、味にしているのでしょうが、私のような凡人にはわからない、経験と創作力があるんでしょうね?
料理って奥が深いです!
Posted by: やじきた | 2008年9月 7日 05:02
☆やじきたさん
鹿~♪季節物ですぅ(^◇^)春に出産するので、もうそろそろおしまいなのかな・・・
しっとりとして美味しかったですよ(~。~)
豚の角煮のパスタは、食べたら分かるって感じですね。きっと何回も試作を重ねたんじゃないかしら?
和風をベースにしながらそれをアレンジしています。角煮とペンネのつなぎ役がキノコのフリット!。しゃわしゃわ、シットリのフリットがペンネにも角煮にもあっていて、しかも混ぜると豚の煮込みソースを吸って・・・よく研究してるな~って感心してしました。でも一番知りたかったのは、角煮にさり気なくひそませたスパイスですぅ(><;
Posted by: 早坂 | 2008年9月 7日 09:49