●【久々の番外編】隠れ里の文芸派イタリアン（その1）～京都・亀岡「チンギアーレ」
とある週末・・・。ドライブ好きのダーリンさんと久しぶりのデートで、やって来たのが京都の奥座敷・亀岡。
湯の花温泉と牡丹鍋で知られるこの静かな街に、「楽々荘」という名前の歴史的建造物があって、その日本庭園を見渡せる広大な屋敷の一角に美味しいイタリアンレストランがあると聞きつけて、神戸を離れ一路名神高速を北上してまいりました！
このお屋敷の一部がそのリストランテ→「チンギアーレ」になっているはずです・・・ありゃ、このお屋敷のもとの主について書いてありますわ→田中源太郎さんのあれこれ・・・
へ～！あの可愛い→トロッコ列車を作った人のオウチだったんだ～ o（◎u◎）o
純日本風の懐かしい雰囲気の家が見えてきました。神戸にはほとんど残っていませんよ～（；O；）このスタイル。
そのすぐ隣にはコロニアル調の洋館。
ありゃ～（◎。◎）これってー、神戸は北野の風見鶏の館の隣に清楚に立つ→萌黄の館そっくりです！！当時流行ったスタイルでしょうか（・。・？バルコニーをガラスで覆ってサンルームみたいに・・・暖かで平和な家庭でのひと時～♪
実は有形文化財でもあるここの2階で、ランチやディナーいただけるんですよ～＼（・。-）V 内部は次回、ご案内いたしますわね。
あ、でもその前に玄関の間だけ・・・。
う～む！なかなか厳めしい！！
能 狂言の舞台とそれを取り囲む庭は、→七代目小川治兵衛の作。
その庭をめでながら、京風イタリア料理を楽しみますこちら→「チンギアーレ」！！チンギアーレとはイノシシのこと。丹波の代表的な食材をお店の名前にしました。
庭の見える位置に用意されたワタクシとダーリンさんのテーブル。
腰板に波打ったガラスの華奢な小窓がついているところが古民家ならではの遊び心ですね。
ワタシたちのお世話をしてくれるのは、左から料理人の長手さんと松井さんです。
ところで後ろの流木、お店のロゴにそっくりなんですけれど・・・（◎。◎； ふしぎ・・・
まずはイタリアはトリノのミネラルウォーターを・・・・
つき出し。とり貝とミル貝とムール貝のマリネです。
まずはムール貝から～（●。●？ひょへ・・・？
ミル貝を・・・
へ～こう言うのもありですね～☆ 日本の酢の物の美味しさに柔らかなオリーブの甘い香りとコクが・・・
ほかほかの自家製パンがやってきました。フォカッチャと丸っこいほうのグリッシーニ、そして木の実の入ったパン。
前菜はいろいろ、、盛り合わせ。ええ～と・・・・8品ありますね！！
風味豊かなパプリカのマリネに、アスパラの入ったフリッタータ。
飯ダコのサラダ仕立て。ウドが乗っています。そして・・・
稚鮎のパートフィロー包み。あっさりとしたハーブのソースで、鮎の苦味を早々と堪能させていただきました（＾◇＾）／ 山里ならではのおもてなしですね～♪
桜海老のフリット。前菜にしてはかなりのヴォリュームです！！
ブロッコリーのガーリック漬けに・・・
生ハムとモッツアレラチーズ。
そしてスモークした鴨にバルサミコソースと庭で採れた木の芽、下はさつま芋のオレンジ煮。
鴨は甘酸っぱい味付けとよく合いますね。
前菜。こういう選択もありました！！
活けダコとサザエの炭火焼。ローズマリーの香りが効いて引き締まった感じの一品です。
ここでワタクシは赤ワイン。トリンケーロ バルベーラ ダスティ スペリオーレ。
下戸っ子のワタクシですが最近、アルコールに弱いのではなく醸造過程に出てくるナニかで気分が悪くなるんだということを発見！
ためしにバルベーラ100％のワインを・・・
混ぜ物なしだぞ～（～。～）
一口・・・美味し～。どうかな？うん！お腹も気持ち悪くなりません。葡萄を混ぜてないワインなら飲めるんだ～＼（＾O＾）／
メインの前のリゾット。アサリと鯛、筍のリゾット木の芽風味。
鯛の感じが神戸と違って戸惑いますが・・・それよりお料理全体が神戸のイタリアンとは別世界にいるみたいです。神戸のイタリアンが海洋性だとすると、ここのイタリアンは静かな山里の滋味深いイタリアン。ちょうどこの文化財の建物のように・・・
土壁と木枠のガラス戸のワインセラー。埃がかぶらないように、1本ずつラップが巻かれていました。
さあこのあと、どんなメインが出てくるでしょうか。そしてこの迷路のようなお屋敷探検も含めて、次回！お楽しみに～！！
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チンギアーレ
京都府亀岡市北町44 楽々荘内
TEL 0771（22）0808
営業時間 12：00-14：30(L.O)
18：30-21：30(L.O)
夜のメニュ～☆メニュ～のチョイス☆
おすすめワイン♪食前酒・ビール・ソフトドリンク・ミネラルウォーター♪スパークリングワイン♪白ワイン♪赤ワイン♪デザートワイン・食後酒♪
コメント
ひさびさの番外編ですねー。
（よく考えたらシェフリンク70軒行ってるってのがすごいですが！）
有形文化財でお食事できるっていうのがいいですね。
ガラスや天井が雰囲気あって素敵☆
丹波はイノシシが有名なんですね。この後はやっぱり栗が出てくるのかしらん？
Posted by: 蓮花 | 2008年4月29日 12:23
早坂さん、こんにちは！素敵なお店ですねぇ。京都と神戸じゃやっぱり違いますか？見た感じは本当に、異人館のお店っぽいのですが。
話し言葉がやっぱり京都っぽいのかしら？
とても素敵なお店にお料理ですね～
いいなぁ、デートか！そのシチュエーションが一番いいかも～
Posted by: kn_der | 2008年4月29日 18:01
素敵な建物ですね！
コロコロコローン調？などなど私が今格闘中の西洋建築、努力のかいなくぜ～んぜん覚えられないんですけど、早坂さん、さっすが～～～！視覚記憶の超優れていること、いつもながら感嘆です！
神戸のイタリアンとは一味もふた味も違ったお皿のようですね。
所変われば・・・で、その違いが旅の楽しみでもあり。。。
素敵なお屋敷に素敵な京風のイタリアン、お相手がダーリンさんでは、また更に素敵な京都行になったことでしょう！
次回のお屋敷探訪もたのしみです～～！
Posted by: midori | 2008年4月29日 21:57
美味しいもあれば県外でも足を運ぶ姿勢は見習いたいものです。
前菜だけでも見栄えしますね！
この後まだ出てくるものを、次の日にとっておきたいぐらいですよね。
次回を楽しみにしてます。
メインだぞ！フフフッ！
Posted by: やじきた | 2008年4月29日 23:18
☆蓮花さん
そ～なんですよ（＾。＾ｍ
気がつけば70軒・・・・
ここはあまり手が加えられていない有形文化財だったので・・・かなり雰囲気ありましたね～。ガラスなんかも昔のガラスで、小さな気泡が入っていたり横に移動すると外の木々が波打って見えちゃうの！
あ、そっか～！秋に来れば栗が出てくるのかな～（・。・？
Posted by: 早坂 | 2008年4月29日 23:34
☆kn_derさん
こんにちは～☆ kn_derさん！
そうですね。京都に行くと海を感じなくなるので、脳のなかにセットされたオーシャン感知器がまずピンポンピンポン言い出しますね（＾◇＾ｍ それが一番大きな違いで、言葉は・・・おそらくお店の方がこちらに合わせてくださるせいか、あまり感じませんでした。
デートしましょ～♪家族でデ～ト。楽しいですよ（＾O＾）
Posted by: 早坂 | 2008年4月29日 23:47
☆midoriさん
これはコロリンニャ～ン調といって、ネコを飼うのに最適なオウチですの（・・・誰か、ホンキにするかな（＞＜； 似てますよね～「萌黄の館」に！
確かに、一味も二味も違ったイタリアンです。きっと、イタリアに行っても海の見える町と山の奥の町ではこんな違いがあるんじゃないかなーっと思える違いでした。
だって、広い廊下にはまだストーブが何台も置いてあったり・・・今！菜の花が真っ盛りなんですもの。
「楽々荘」の方が言ってましたが「京都に飽きた人が大原で遊び、大原に飽きた人が亀岡で遊ぶ」って！
そんな奥深～い滋味に満ちたイタリアンなんですよ（＾O＾）／
Posted by: 早坂 | 2008年4月30日 00:00
☆やじきたさん
ん（’。’）そーいえば、やじきた家もわりと最近県外へ美味しいものを見つけに・・・いえいえいえ（＾◇＾）
前菜、いろいろ盛り合わせもよかったですし、いさぎよくサザエと活けタコ！！これも見栄えしますよね～。
ええ～タッパー持って取っておきましょうか！？
そう！次回、メインでござる！！
Posted by: 早坂 | 2008年4月30日 00:09
おっ、雰囲気もよさそうですし、リーズナブルでドライブに行って食事するには良い感じですヤン！
Posted by: tak | 2008年4月30日 00:23
☆takさん
おっ！さすが！リーズナブルなことに気がついてくださいました！！
5月3日には「つつじの茶会」というのがあってなんと立派な庭園を眺めながらのお抹茶とお菓子が無料（＠＠； 太っ腹ですヤン！
Posted by: 早坂 | 2008年4月30日 09:44
やっぱり・・・
保津川下りとセットがおススメですよね～（笑）
Posted by: ヒカル | 2008年5月 2日 00:19
☆ヒカルさん
保津川下りは楽しいですよね～。ん？嵯峨野からディナーのために亀岡まで戻ってくるには・・・あ！トロッコ列車があったー（＾◇＾V
Posted by: 早坂 | 2008年5月 2日 09:38