神戸っ子ゴハン

夜なのでいつもの玄関脇のくしゅくしゅガラスの部屋が特別明るいというわけではありません。気を利かせたマダムは奥の広い部屋に私のテーブルを用意しておいて下さいました。
ワタクシ、写真を撮るためいつも自然光の入る玄関脇の部屋を予約させてもらっていたんです。ランチばかりでしたからね・・・（＾。＾

やや！！怪しげな巻物が・・・・いやいやワタクシに対する挑戦状か・・・・あ、これ一回目←の訪問のときやりましたっけ～（＾O＾；＼　あれは確か、ザ・シェフリンク第3弾ですね。

でました！フランスはロアール産のホワイトアスパラを使ったアミューズです。

底の部分はホワイトアスパラガスのムース。そして姿のままの茹でたホワイトアスパラガス。そこにウニとキャビアがコンソメのジュレに抱かれて・・・（～。～）

んん～ん（＾O＾）ウニとキャビアがホワイトアスパラガスでポワァッと膨らみましたわ。上品なお味。

人気のライ麦と全粒粉の自家製パンです。

バターはいつもの澄み切ったクリスタルに入って～☆

ブランのなんともいえない甘いような芳ばしいような香りが立ち上ります・・・（＞＜）今ここでパンを食べ過ぎてはいけない！・・・っとストップをかけるのですが（。。；

厨房をさえぎるように花を生けた大きな花瓶。チューリップと・・・ヒヤシンスかな？花瓶の中に花全体が入ったまま。そして大きなやつで。
その向こうで依田シェフたちの調理をしている姿がちらりちらりと見えるのですが・・・静かで、そして体の動きがくるくるとまるでみんなでワルツを踊っているみたい（＾◇＾）調和が取れていて綺麗です。

第2のアミューズが出てきましたよ（●。●； 第2のアミューズ！なんてあるんですねー（・。・；
フォアグラのブリュレ。フォアグラでプリンを作って表面を焦がしています。そして上に乗っているのはフォアグラのポアレ。

ブリュレの焦げ目にはかすかにキャラメルのような甘みがあります。上のポアレしたフォアグラに弾力がかなりあって、ブリュレしたフォアグラがそれを引き立てているかのようです。

トツゼンですが、温製のオードブル。つまり前菜が運ばれてきました。
白いソースはトリュフのシャンパンソース。しばしこの芸術作品に浸ってみようではありませんか！

まずは温められた坂越の大きな牡蠣！トリュフのシャンパンソースを身にまとい、太っ腹なところを誇示しております。トロリッと美味しー（＞＜）

牡蠣の下にはトリュフの焼リゾット。ニッチニッチと、まるでお餅かおこげのよう。トリュフが味に深みを添えています。

あっさりとしたコゴミのフリット。こんなに毎日寒いけど、ほんとに春は来るのかな～。

わぁ～、もっとデカイ牡蠣があった（＾O＾）／　エアーを入れたホットミルクに半分埋もれていました。これも、ツルリン！リッチな味わい～☆

春を告げる野菜、タラの芽です！天麩羅が一番だとされていますが、フリットもいけますよ～。心地よいほろ苦さが体に春を目覚めさせてくれるみたいで、元気が出てきましたー＼（＾◇＾）／

お！トリュフをかぶった鱈の白子！温かい白子のスチームで、トリュフの香りがいやおうでも強くなります。これもパクリ！

むむ！まだいたか。坂越の牡蠣。トリュフの腹巻なんぞしおって～。美味しすぎるじゃあありませんの！

どれだけたくさんの白子と牡蠣が入っていたのか定かではありませんが、この素晴らしき夢見るトリュフのシャンパンソースは一滴たりとも無駄にせずパンに付けて食べちゃいました（＾◇＾V

そして、夜のコースはここまでが前菜。あとに続くはメインの魚に肉にデザートにデザートにデザートに・・・でもその前に休憩。次回をお楽しみに！！

ところでフレンチ界の貴公子、依田 英敏シェフ。パパラッチに狙われたらどうします？
顔を隠すんですか・・・それじゃあゼンゼン隠れてませんよ。

では避難訓練をいたしましょう。シェフが何気なく仕事をしているとそこにパパラッチが！！カシャ！カシャ！パチ！パチ！・・・・どうします～？

あ、花の陰に隠れるんですね！これだと見えなくなっちゃいますねー・・・って思いっきり見えてます！！

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ルセット
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夜のコース♪トリュフのメニュ～♪前菜・魚料理♪肉料理♪デザート♪♪