｜神戸っ子ゴハン｜神戸＆阪神間のフレンチ／イタリアン／中華／日本料理／カフェ／パティシェリーの最新情報満載！

今日はぽかぽか暖か陽気～♪春が冬に勝ってます！
阪急苦楽園口からのんびり歩くこと15分。お花屋さんやブティックを眺めながら幸せ気分～♪ 「イ ヴェンティチェッリ」見～つけた（＾O＾）

オープン11時ジャストの入店でーす。ワタクシのお席～☆
ランチコースのパスタ、キターラが食べたいんですけれど・・・・
「ああー（＞＜）ランチコースではご用意してないんですけれども・・・ちょっと待ってくださいね」
・・・・・
「お時間いただければご用意できます（＾。＾）」
やったー（＾◇＾V

サーヴしてくださる大嶋さん。
「キタッラ、というのは実際はこの麺を作る道具のことを言うんです。イタリア語でギターを意味するんですよ」
へぇ～キターラじゃなくってキタッラなんだ～（・。・

なんだか弦が張ってあって楽器みたいですね。
「ええ。この弦は、ギターの弦です」
爪弾いてみると澄み切った音が～♪（＾O＾）／全部同じ音階ですが（・。・；
「パスタマシーンで練った生地を薄く延ばしてこの上に置いて麺棒で押さえるんです」
ほぉ～（・。・）そうするとこの下の傾斜になったところから転がり出てくるのかしら・・・？
「まあ・・・そうですね」

パンはフォカッチャと・・・アイシです。アイシって耳慣れない名前ですね。
「ええ。元はエジプトのパンなんですよ。乳製品やバター、オリーブオイルとかは一切使わずに4つの材料だけで作っています。水と小麦粉、塩にイーストです」
じゃあ、フランスパンと同じ材料ですね～フムフム。

前菜です～☆
綺麗ですね（●。●）いろんな豆を中心にした一品！！すごーい＼（＾O＾）／ええ・・・どうなってるのか説明したもらわないとわからにゃ～い（＞＜；

まずは白インゲンのピューレを一番下に敷いて・・・右の丸いお野菜はヤーコンです。そのあたり、オリーブオイルがかかっていますね♪

これは柿！じゃないです（＞＜） 人参のババレーゼ・・・ババロアですね～。
それに赤カブと丹波黒、押し麦。
人参の甘みが優し～いですわん（～。～）

水菜のクレープ巻に白カブ・・・

プルプル～ンとした野菜のジュレに霜降り白菜のケイパー風味。そして、金時豆のペースト！！

春キャベツに巻かれたヒヨコ豆のペーストに、オリゴ糖の塊ヤーコンです（＾O＾V

丸大根のオレガノ風味とフリッタータ・・・これでたぶん～全部かな（・。・？
ペーストにした豆に包み込まれる美味しさ！そこに丹波黒と赤カブ白カブのアクセント。野菜や豆の本来の美味しさを充分楽しめます～♪

「浅井シェフがここに出てるんです。すごいですよ～もう」
へぇー（●。●）なになに・・・お野菜で作るデザート（・。・； 「専門料理」今年2月号のデザート特集です。
「こんなのに載るなんて、すごいです」
大嶋さん、きらきら（*＿*）浅井シェフに憧れのまなざし～☆誰かを尊敬したり憧れたりする姿・・・美しいです♪

・・・・と、このあたりまではお店ものんびりしたものでしたが・・・平日の昼間だというのに12時を過ぎるとドドドドッといっきに満席（＞＜； 大嶋さん。大忙し～（＾◇＾）

ちょうどいいタイミングで、キタッラの登場です！
丹波の仔鹿のレバーとハツのラグー。ご覧ください～☆金柑が入ってます。な～るほど（～_～）なかなかやりますわね（＾O＾ｍ この手があったかという感じです！！

キタッラで～す。うどんみたいですぅ。面白～い＼（＾O＾）／
まずは一口・・・うぬ！！この香は・・・ほぅー。山椒かもしれません。でも、金柑の芳香も混じっているので山椒っぽくなくて別の種類の爽やかさが。
細かく刻んだ仔鹿のレバーとハツの旨味と舌触りを極上なものに仕立て上げています！

メインのお魚料理です。あ、これ飯ダコですか～（＾。＾
「いえこれはミミイカなんです。魚は活鯵をソテーして・・・イタリア語ではパテッラって言うんですけれども、“香ばしく焼く”っていう意味なんです。そして、赤もち米のソースにコノワタ・・・ミミイカのワタですね・・・のソースです」
緑のは菜の花ですか？
「似ていますけれど、ナバナです。そして上は柚子の皮です」

ミミイカちゃ～ん（＾O＾）うっは！ゼリーのように中はトロトロです！

活鯵のソテー・・・ん？パテッラ、細かく包丁が入っていてパリッパリ！
この、ミミイカのトローリと活鯵のパリッパリの組み合わせがいいですね～。しかもコノワタのソースが味の淡白さをミミイカと似合うくらい濃厚なものにしています。

そして何よりこのソース。赤もち米！ツブツブして米の甘みとトロミががお～いしー（＾◇＾）／
全体としては柚子の皮の甘酸っぱさに包まれて、その中でいろんなストーリーのある一品でした～☆

綺麗に磨きこまれたグラスを眺めつつ余韻に浸っておりますと・・・

でました！プラチナ豚のパテッラ～＼（＾◇＾）／おーいしそ～！！
左の野菜は紅菜苔。アブラ菜科の中国野菜です。元は紫色で、熱を加えると濃い緑になります。そしてお肉の向こうにチラッと見えている明るい緑のものはキャベツのピューレ。お肉の下には赤カブと白カブが隠れています。お皿に一本線でデザインされたものは自家製トマト塩。さ～て・・・

いっただっきまーす（＾◇＾）弾力がいいですね～・・・はじめは上品に、そしてジンワリと旨味が（～。～）絹のように滑らかな舌触り・・・これは肩ロースですね。
紅菜苔の甘みと苦味、そして粘りもあります。キャベツのサクッとした甘～いピューレ。ダイナミックな分量でしたけれど美味しさのあまりペロッといっちゃいました～（＾◇＾ｍ

ついにデザート！
エスプレッソのパウンドケーキの上にバナナと生姜のソルベ。左の米粒のようなものは、初めて耳にします、栗豆！
バナナと生姜をあわせるって、今までなぜ大流行しなかったのかしら・・・すんごく美味しいです。

パウンドケーキ・・・エスプレッソを飲む以上にエスプレッソを感じるんですが・・

でー！栗豆（＾◇＾）／ツブツブして、味はまさにクリーー！！白蜜がかかっていて、たまりましぇ～ん（＞＜；

クレマの美しいコーヒーでしばしエスプレッソのパウンドケーキをしのびつつ・・・の～んびり（～。～）

甘いマスクの浅井卓司シェフの登場でーす。聴いてみれば生まれも育ちのワタクシとシンクロしつつ近場でお互い知らずに来たのね～でした（＾O＾；
で、ワタクシが今日ぜひ見せていただきたかったのが、この→インタビュー記事に出ていた「世界の野菜図鑑」。
その図鑑を見ながら浅井シェフは頭の中でメニューを考えちゃうってありましたので・・・。
「あ、あれ、もう家に持って帰っちゃいました」
（＾＾；

「でも今は、このイタリアの料理本を見ながらいろんなメニューを考え出しています。もうボロボロですけれど。それとイタリア語辞典。バラバラになりそうなんですけれど・・新しいの買えばいいんですけれど、愛着があって・・・」
やっぱり、努力のあとって宝物ですよね（＾。＾）

ところで、浅井シェフがおすすめのお店ってどちらですか？
「え～と。なんだか身内で申し訳ないんですけれど・・・ボクには双子の兄がいるんです。そして芦屋でイタリア料理店やってるんですよ。兄弟とかだといるかもしれませんが、双子でしかも二人ともイタリア料理店のオーナーシェフって世界でも珍しいんじゃないかな・・・」
そうですよね（●。●； しかも親の代からレストランやっていたわけではなく・・・ということで！！

次なるワタクシのミッションは→→→→イタリアン「ラ・フォーリア」！！

んん～ん！野菜やハーブの味をストレートに味わいながらのディナー並みのランチ！大満足～☆ごちそうさまでした！大嶋さんもお料理の説明、詳しくしてくださってとても楽しかったですわ♪またお伺いしますね～（＾O＾）

気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま～す♪ペコリ！

住所 西宮市樋之池町24－16 アドール苦楽園1F
TEL 0798（74）0244
営業時間 11：00～14：00（L.O）
　　　　　　 17：00～22：00（L.O）
定休日 水曜日

ランチコ～ス♪ランチコ～ス♪黒板メニュ～♪♪