｜神戸っ子ゴハン｜神戸＆阪神間のフレンチ／イタリアン／中華／日本料理／カフェ／パティシェリーの最新情報満載！: “ザ・シェフリンク”第46弾！デカッ！高級ホルモンラグビー倶楽部仕様！！～神戸・加納町串ホルモン焼「麦談」

今回はデカイです！ウマウマです！大満足です！！
ザ・シェフリンク45番目のお店「Bistro de 純」は柴藤シェフおすすめ。神戸・加納町、串ホルモン焼のバクダンだぁーー！じゃなくて「麦談」！！！

店構え！カッコイー（＾O＾）おっしゃれ～・・・とは、あまり言われないタイプ？
とはいえ左に揺れる赤い幟。ええ！？「飛騨牛」と書いてありますよ。黒板には・・・
「なんでか飛騨牛　豚は広島の幻霜豚　うまいの理由　炭火串ホルモン　麦談」？？？？（・。・？
ま、中に入ろ～（＞＜；

大きなオニイチャンがビールついでる・・・・

あわわわわわわわわ・・・（＠。＠））　
今ワタクシと一緒にひっくり返った方、何人くらいいたかしら（＾◇＾；

カキンコキンに冷したアイスジョッキ。さっきジョッキが小さく見えたのは手が大きかったから？
よく見ればちゃんと普通の大きさです。

「ああ、お腹すいたね～♪」
と入ってきた可愛い女の子たち。重そうに両手でジョッキ持って、コクン。おいちー。
驚くなかれ！ここ、女性に人気のお店！！

そのヒミツは・・・店長～！！馬場大就さんにあり！！！
高校・大学とラグビーで鍛えたこのボディー。アーモンド形のボールをムンズとつかめば決して離さない大きな手。名は体を現す。馬場大就さん！・・・あれ？HANSHIN？？
「はい。野球は阪神です（＾_＾）」
え？で、ラグビーは？
「芦屋の少年少女ラグビースクールのコーチをしています。兵庫県だけで幼稚園から中学生までの22のスクールがあるんですよ」
へ～～（＠＠）そんな世界があったのね。

お、定番！キャベツ。すっぱめのドレッシングが肉を食べる合間の脂切りにピッタシだわ♪
この店何年になるんですか？
「店は9年になります。でもボクが入ったのは3年前で、そのときに肉の仕入先からメニューまで全部変えました」
へ～～またどうして？
「肉・・・というかホルモンの仕入れって業者に対する信頼なんですよ。これは何々だよ、って業者が言えばもし別の種類のホルモン混ぜられていてもそれを信じるしかないんです。だから、牛にしても豚にしても一番信頼できるラグビー部の仲間との関連です。もちろん実際に牧場や養豚場に行ってこの目でちゃんと確かめていますけれどね」
そっかー。ラグビー部の絆って温かくてなんて強いんだ！

焼いているすぐ横の窓に換気扇。
「これをつけるまでは、上にもファンがありますけれど・・・店の中が煙で白くなりました」
あはは、それじゃ女性客にはつらいですね。もうひとつ。さっきから道行く人がこの煙の匂いに誘われて必ずこっちを見るんですよ。すんごい誘惑だわ。

上の「満席です」と書かれた札は裏が（つまり外を向いたほうに）「空席あります」。つまり・・・

ここのくぼみにあるテーブル席が外から見えないんです。カウンターがいっぱいなのを見て帰っちゃう人もいるので例の札を裏返したり表にしたり・・・ってどっちが裏か表か知らないけれど・・・（＞＜）

でっきました～♪串、かろうじて持つところがあるだけで後は全部、肉！でかい！
向こうが飛騨牛の中落ちカルビ。パリッとして、炭の芳ばしいかおり！塩と胡椒で引き締まったお味に、それはそれは甘くて上質の脂がじわりじわりと口の中に溶け出して・・・（＠。＠）

そしてこちら、広島の幻霜豚。豚なのに、なんと！霜のようなサシが入っているんですよ！ありえますか？ふつう。
「養豚場って普通臭いじゃないですか。でもここは臭くないんです。豚は土じゃなくってオガクズの上に寝そべったりしていて、ストレスをまったく与えずに育てるんだそうです。ストレスを与えると、肉が不味くなっちゃうんですよ」
あ、なんかそれって聞いたことあります・・・うわ～上品でとろけるような甘味です。肉質がしっとりしてます。たまりませんね、これは！！

おでん！！ゆで卵も当然ありますが、出汁巻き玉子があってもいいじゃありませんか（＾◇＾）ｍ

出汁巻き玉子のもともとの出汁に、鰹と昆布と飛騨牛でとった出汁が染み込んで・・・ジュビジュバ！とお口に含めば・・・も～幸せ♪

飛騨牛のハチノス。白ホルモンと呼ばれる胃や腸は基本的に焼いた後タレにつけます。もちろん塩かタレかリクエストできますけれど・・・。
一つひとつ、ツブツブの付いたほうを内に巻いて・・・手間がかかっていますね。貝のような歯応えです。ツブツブのほうにタレがよくしみこんで・・・もぐもぐもぐ・・・結構食べるのに時間かかります・・・もぐもぐもぐ（＾ｍ＾）

こぶくろ。焼く前、見せてください。小さいですね・・・あ、手が大きいんですね（＾◇＾）

手前から・・・しま腸、こぶくろ、豚タン。
なんでまた、串を大きくされたんですか？
「自分が串を食べに行きましてね、こう・・・小さいと・・・まあ何本も食べればいいんでしょうけれど・・・小さいとイヤなんですよ」
馬場さん。大きな手で小さな串を食べるしぐさをしながら（＾O＾）わ～ホントだ。小さい串、みみっち～ってワタクシまで思っちゃいました（＞＜；

幻霜豚のタン。キュッとレモンを絞って・・・

ほ～。分厚く切ってあるのに柔らかです。しっとりと縦に裂けてお口に入ってきますわ♪タレのくどくない甘さがいいですね。

できました！飛騨牛のしま腸とこぶくろ。ピッカピカです♪

では、こぶくろから・・・。最初の3つはコリコリと軟骨のような歯応え。そしてそれが終わると・・・くにゅっくにゅ。中からタレがジュワッジュワ（＾◇＾）

そしてなんとこのしま腸！！脂がいい！もともとワタクシ、牛の脂身好きなのですがそのせいか脂の味にかなり敏感です。これは、美味しい。ザリザリザリっと微かに繊維の歯応えを楽しんでいると、甘くて上質の脂がたっぷり出てきます。
腸は、コテツ→しま腸→テッチャンとなるそうです。コテツは脂がどっさりで、モツ鍋用。お隣のしま腸がこのほどよい脂。さらに隣。テッチャンは硬いので圧力鍋で煮込んでから串をうつそうです。

ふわぁ～（＠＠）お腹イッパイ！これだけ仕込むのって大変でしょうね。
「いや～ホルモンは傷みやすいから少しずつ仕入れて、この冷蔵庫に入る以上は作りません。だから、もし串がなくなったら申し訳ないんですけれども閉店にさせていただいてるんです」
なるほど。そんな事情があるのね。

ところで・・・
「あ、次に行かれるお店ですね。御影なんですけれど・・いいですか？本物の讃岐うどんを打ってる店なんです。夢蔵っていいます。かなり美味しいです」
わっかりました～（＾O＾）次のワタクシのミッションは、讃岐うどん「夢蔵」でぶっかけを食べてうどんを打つところも見せてもらっちゃお（＾＾）v