●【番外現地レポート】あの海辺の牡蠣パラダイス、再訪!~赤穂・坂越「鎌倉水産」
今回も番外編。
先回のお好み焼「ゆき」の後に起きた珍事にございます(^O^v
「こちらの方」と「この方」と「かの方」が、お好み焼「ゆき」に根が生えてしまいそうになっておられるのを引っこ抜き、無理やりクルマに押し込め・・・・・・!あれから再び←またまたやってまいりましたーーーー!!ドライブ2時間!
麗しきかな赤穂は坂越。
先回お邪魔した時と、な~~にも変わってはおりません。
静かな海辺で「鎌倉水産」の奥さんと、16歳になる高校一年生の息子さんは牡蠣剥きをしておられました。前にお会いした息子さんの弟くんです。
16歳とは思えないなかなか熟練した手つき。
「小さい時から手伝ってましたから・・・・・」
頭を下げ笑顔で答えるその姿。もうまるで社会人ですよ~~~。
真珠のしたたりのような生牡蠣。はたまた高価なアンチエイジング ナイト クリーム?
「あ、このままでも食べられますよ~」
弟くん、こっちの目をしっかりと見てニコニコ。うわぁ~~食べたーい。
でもまずは日が暮れる前に東京3人組を牡蠣船にのせて・・・・・・・
ん?なんだか波を越え、甲高い奇妙な声が聞こえるのですが。小さな漁港を出、防波堤を迂回し牡蠣いかだにいざ向かわんとする船の上から・・・・・。
ハッ!よく見るとずっと両手を挙げたままの人物!
「うわ、ヤバイ。 おーーーい。正気で帰って来いよーーー!!」
こっちも叫ばざるをえませんでしたわ。
※奇声をぜひともお聞きになりたい方は→こちらとこちらの動画、2本立てでダイナミックに楽しめます。ただし、ボリュームにはお気をつけくださいね。
おお、さすがグルメブロガー。3人ともこちらにカメラを向けました。もちろんこっちも向こうにカメラを向けておりましてよ♪
さあ静かになったところで、漁師式バーベキューの火おこしはダーリンに任せてワタクシはお散歩。
近所の可愛いおねえちゃんが生食用のむき牡蠣のパック詰めに悪戦苦闘。失敗商品を手に大笑い。
ころあいを見計らって持参したおにぎりを焼き始めます。
1週間前にここでアナゴの白焼きを食べた時、ワタクシ無性にご飯が欲しくてなりませんでしたの。だ・か・ら・同じ悔しさは二度と繰り返しませんのよ、ワタクシって。
インスタント味噌汁も大量に持ってまいりましたわ♪
この時、ぽんぽんぽんぽんぽんぽん・・・・・・いい感じの牡蠣船のエンジン音が漁港に戻ってまいりました。その心地よい音に混じって、んーーーー?
「うぎゃーーーーーーー!!!すっげーーーーー!!うぎょがごごげぎーーーーぎょれりろうぎゃーーー!!!」
ああ・・・・・(。。;)やはり「かの方」、壊れてしまっていた。
さっそく、焼き牡蠣。
え?え?え?今回はホタテもあるの!!やったーー。
あ、開いた!
閉じた・・・・・・開いた、閉じた、開いた・・・・
できあがり♪赤いのがメスで白いのはオスだそうです。食べくらべてみると赤い方が明らかにこってりとして美味しーーーいですね!!
焼き牡蠣と同じ。もちろん!調味料は海水です。
でました!あなご。ここのアナゴは傷物の牡蠣を食べて大きくなりましたのよ。身も厚くてプリップリ。
「身と皮の間のこのゼラチン質がなんともいえないナーーー」
との「この方」の発言に、ワタクシなるほど!確かにそうでございますわ!とすっかり関心いたしましてよ。
この時の和やかで幸せな雰囲気「こちらの方」←がいい感じに描いておられますわ。まさにこんな感じでしたもの・・・・。
今回は生牡蠣にも挑戦!気がつけば鎌倉さんの手にはスパークリングワイン。「この方」の手にはレモン。どっちを振りかけても美味しーーー。あえてどちらか選べといわれれば、ワタクシはレモンかしら。スキッと感が上回りますわ。
インスタント味噌汁に見かねたのか鎌倉さんは漁師牡蠣スープを作ってくださいました。
焼き牡蠣の汁を少し入れてお湯で薄めるだけ。
海辺の夜風にいっきに冷めてしまった牡蠣スープには、焼けた石を投入。そこのお嬢さま、右端、カプチーノじゃなくってよ♪
何たって焼け石に水・・・じゃなくて牡蠣スープ。アッツアツでしばらくは飲めましぇーーん(><)
カサゴ。
「もうウロコは取らんから、焼けたらバリッと皮むいて食べてね」
はい、わかりました!
新鮮さの証!エラが真っ赤です。
ときどき売られている新鮮そうな魚もエラの発色加工など疑わしーーーー・・・・・いですが!これこそまさに本物です。
「これはアイナメ。刺身にするから」
目にもとまらない速さで、ありゃ?ありゃ?
ありゃ?ありゃ?ありゃ?ありゃ?
あっという間に3枚になってる!!!おーーーマジック!?
ピッと皮むき。
「中骨とってないから、自分で食べる時とってね」
中骨ってな~~あに?
あ、ちっちゃい骨が・・・。前歯でポリポリポリ。面倒なので一緒に食べちゃいました。
うわ。さっき獲った石蟹まで出た!!
ミソがたーーっぷり。
「この一番後ろ足のここんとこが一番甘くて美味しいの」
鎌倉さんに手渡されるまま受け取って、一口。うわ!!!
身は少ないけれど蟹とは思えないぼどの強い甘味。蟹というよりもむしろ身のしまり具合といい、最上級のロブスターに近いお味ですわ。
この時・・・・
「まだ食べるーー?」
鎌倉さんは嬉しそうな顔をして、100円ショップで買った果物ナイフで生のホタテの口をシュパット開けましたの。
まずは「ベラ」とやらを取って・・・
これがコリコリして美味しー。
えーーワタを・・・・
ひょいと取って
この部分は火を通さなくっちゃね♪
「うーっわ!ぬわによ!これ゛」
牡蠣キチのはずの「かの方」が身をくねらせる美味しさ!(ここ←の動画でその言葉、聞けますわよ♪)
ホタテの甘味に口の中は満たされ、身は噛むよりも先にとろりと溶けて消えちゃいましてよ。
このホタテは冬の間ここ坂越で育てられ、春になるともっと冷たい海域の養殖所に売られてゆくはずのものでした。大きくなる前に食べさせていただいちゃいましたの。
新鮮な魚介類、何より鎌倉さんの温かいお人柄、それに夜の海辺・・・・・・。何物にも代えがたい海からの贈り物ディナーでございました。ごちそうさまでした!!!そしてありがとうございました!
・・・・・・・・って、ところで今何時?わ゛-----うわ!こんな街から離れた海っぺたでもう10時!!ここは竜宮城ですかい??
どうやってみんな今から東京に帰るの?
「明日仕事だよ~~」
と東京組みのお1人。
まあいいや、牡蠣いかだの上で夜を明かすのもよし、まあどこか泊るとこ・・・見つかるでしょー。たぶん。
ということになりました(^O^v
気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま~す♪ペコリ!
鎌倉水産
兵庫県赤穂市坂越329-6
TEL:0791(48)1607
どれだけ食べ喰らい尽くしたかわからないけれど・・・・・・1人2000円 鎌倉さん!m(。。)m ありがとーーーー!!
コメント
こんばんみー☆
昼寝しました♪(きょうはお休み^^)
ちなみに、あたしは惣菜屋さんです(。-_-。)ポッ
ご先祖様は、漁師でした(* ̄∇ ̄*)
ホタテの写真がいいですね!!
ふたが開いて閉じて、吹っ飛んだ!
みたいなオチで!?
・・・ひとりでボケて、ひとりで笑ってました(あやしい?)
(* ̄m ̄) ププッ
さてさて、
『つた喫茶』ブログに載せてくださいました早坂さんの例のアレ、
さっそく詞集にしちゃいましたわー☆
つたまる喫茶店→つたまる詞集→みんなの詞集→早坂さんの詞集
です☆
今後ともよろしくお願いしマース!
(〃∇〃) てれっ☆
Posted by: つたまる | 2007年1月31日 19:43
☆つたまるさん
こんばんにゃー♪
うむ、確かに・・・ホタテが、開いた、閉じた、開いた、閉じた・・・・・・・・・ぶっ飛んだ!!でっきあがりーー、と見えなくもないですね。ウプッ!
は~あのハエの詩でーすか~~?こうえーでーす。(^^;
Posted by: 早坂 | 2007年1月31日 20:14
ははあ、陸から我々を見ると、こーゆー姿だったのですねぇ。
ダウンジャケットに赤いバンダナ、オーバーパンツに軽登山靴、
“山男、船に乗る”の図でございますわね(笑)
カキの味付け、さる方のオススメだったカレー風味もステキ
ですが、やはり基本のレモンを持参して良かったと思う
ワタクシでした・・・☆
Posted by: tsukijigo | 2007年1月31日 20:43
☆tsukijigoさん
そうです。こういう姿なんですよね。で両手を上げておられる方は防波堤を迂回する前から両手をずっと挙げたままで・・・・・興奮しすぎて海に落ちるんじゃないかと少し心配でした。
お、と!レモンはtsukijigoさまご持参でしたか!失礼をば・・・ここに訂正してお詫び申し上げまする(><)
Posted by: 早坂 | 2007年1月31日 21:03
船からの永遠に友達だよ~って
いう叫びは聞こえましたか?
牡蠣はもちろん、それだけの魚介を
食べたら幸せそう。
その前のお昼のお食事、抜かして
腹をあけておいた方がずっと味を楽しめそう
だけど、それは、少食さんの感覚で、
B級グルメも魚介も両方楽しめるんでしょうね。
ほたてのわたもきれいですね。
私、あまり美味しいと感じたことないけど、
新鮮なわたは、うんまいのでしょうな。
うーん、ためいき、ためいき
Posted by: Kisako | 2007年1月31日 23:22
☆kisakoさん
>船からの永遠に友達だよ~って
いう叫びは聞こえましたか?
「うぎょーーうげぎぎょぎょげぐぃ~ぎゃっぎゃっぎゃっぎゃっ!」
と聞こえました。で、あ!ヤバイ!っと・・・・・・・(><)
私も大食さんではないのですが、2時間クルマでワイワイ言いながら駆っているとケッコウ消化も進んでそれから漁師バーベキュー準備して・・・・・だからkisakoさんでも食べられたと思いますよ。
ホタテのワタは・・・・・・アンキモに似ていましたね。赤い方が・・・・・。新鮮だから舌触りのざらつき感がクッキリとしてました~~♪
Posted by: 早坂 | 2007年2月 1日 08:44
すごいですね~。ほんと新鮮ぴちぴちギャルみたいです。(死語)
ホタテすっきゃねん。。。
しかし2000円でこのボリューム。。グレイト!!
あ、ちなみに私、ビューティホーなのは自称です。。世間的にどうなんだろう。。マー世の中綺麗な人が多すぎるからねぇ。うらやましぃ。
Posted by: ワコメ | 2007年2月 1日 17:28
帰りの車で、満腹により眠気89%だった男がここにいるのですが…
Posted by: takapu | 2007年2月 1日 21:37
☆ワコメさん
いやーワコメさんは、ぴちぴちギャルでっしゃろ。って死語?
ホタテの刺身、最高でしたね!焼いた赤い方のホタテも、これまた美味しかったーー。
もう、気がつけば10時。まったくもって鎌倉さんのご親切ですよ。
Posted by: 早坂 | 2007年2月 1日 22:10
☆takapuさん
あれ?おっかしーなぁ~。みんなでワイワイしゃべってたじゃないですかー、ん?
Posted by: 早坂 | 2007年2月 1日 22:15
防波堤側から見た私らの写真に感動です。
そして夜の「海の幸食べまくり大会」は、本当に素晴らしかった。
私としてはイシガニって、こんなに美味い蟹だったのか!?という驚きと感動で胸がいっぱいになりました。
でも腹の方はいっぱいではなく、時間があって、また鎌倉さんから「ホタテ食べるぅ~?」と聞かれたら、「いただきます~」と答えていましたよ確実に。
Posted by: ヒロキエ | 2007年2月 2日 12:33
☆ヒロキエさん
理事長~~!今考えてみれば、3㌧は積み込める牡蠣船だったから船は沈まなかったんだーーー(・◇・)
石蟹に甘かったですね♪でも確かに食べるところは少なかったので、takapuさんってまれに見る小食な方だったんですね。
Posted by: 早坂 | 2007年2月 2日 14:32