2007年01月31日

●【番外現地レポート】あの海辺の牡蠣パラダイス、再訪!~赤穂・坂越「鎌倉水産」

今回も番外編。
先回のお好み焼「ゆき」の後に起きた珍事にございます(^O^v

こちらの方」と「この方」と「かの方」が、お好み焼「ゆき」に根が生えてしまいそうになっておられるのを引っこ抜き、無理やりクルマに押し込め・・・・・・!あれから再び←またまたやってまいりましたーーーー!!ドライブ2時間!

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麗しきかな赤穂は坂越。

先回お邪魔した時と、な~~にも変わってはおりません。
静かな海辺で「鎌倉水産」の奥さんと、16歳になる高校一年生の息子さんは牡蠣剥きをしておられました。前にお会いした息子さんの弟くんです。

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16歳とは思えないなかなか熟練した手つき。
「小さい時から手伝ってましたから・・・・・」
頭を下げ笑顔で答えるその姿。もうまるで社会人ですよ~~~。

真珠のしたたりのような生牡蠣。はたまた高価なアンチエイジング ナイト クリーム?

「あ、このままでも食べられますよ~」
弟くん、こっちの目をしっかりと見てニコニコ。うわぁ~~食べたーい。

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でもまずは日が暮れる前に東京3人組を牡蠣船にのせて・・・・・・・

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ん?なんだか波を越え、甲高い奇妙な声が聞こえるのですが。小さな漁港を出、防波堤を迂回し牡蠣いかだにいざ向かわんとする船の上から・・・・・。

ハッ!よく見るとずっと両手を挙げたままの人物!

「うわ、ヤバイ。  おーーーい。正気で帰って来いよーーー!!」
こっちも叫ばざるをえませんでしたわ。

※奇声をぜひともお聞きになりたい方は→こちらこちらの動画、2本立てでダイナミックに楽しめます。ただし、ボリュームにはお気をつけくださいね。

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おお、さすがグルメブロガー。3人ともこちらにカメラを向けました。もちろんこっちも向こうにカメラを向けておりましてよ♪

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さあ静かになったところで、漁師式バーベキューの火おこしはダーリンに任せてワタクシはお散歩。

近所の可愛いおねえちゃんが生食用のむき牡蠣のパック詰めに悪戦苦闘。失敗商品を手に大笑い。

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ころあいを見計らって持参したおにぎりを焼き始めます。

1週間前にここでアナゴの白焼きを食べた時、ワタクシ無性にご飯が欲しくてなりませんでしたの。だ・か・ら・同じ悔しさは二度と繰り返しませんのよ、ワタクシって。
インスタント味噌汁も大量に持ってまいりましたわ♪

この時、ぽんぽんぽんぽんぽんぽん・・・・・・いい感じの牡蠣船のエンジン音が漁港に戻ってまいりました。その心地よい音に混じって、んーーーー?
「うぎゃーーーーーーー!!!すっげーーーーー!!うぎょがごごげぎーーーーぎょれりろうぎゃーーー!!!」

ああ・・・・・(。。;)やはり「かの方」、壊れてしまっていた。

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さっそく、焼き牡蠣。

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え?え?え?今回はホタテもあるの!!やったーー。

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あ、開いた!

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閉じた・・・・・・開いた、閉じた、開いた・・・・

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できあがり♪赤いのがメスで白いのはオスだそうです。食べくらべてみると赤い方が明らかにこってりとして美味しーーーいですね!!

焼き牡蠣と同じ。もちろん!調味料は海水です。

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でました!あなご。ここのアナゴは傷物の牡蠣を食べて大きくなりましたのよ。身も厚くてプリップリ。
「身と皮の間のこのゼラチン質がなんともいえないナーーー」
との「この方」の発言に、ワタクシなるほど!確かにそうでございますわ!とすっかり関心いたしましてよ。

この時の和やかで幸せな雰囲気「こちらの方」←がいい感じに描いておられますわ。まさにこんな感じでしたもの・・・・。

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今回は生牡蠣にも挑戦!気がつけば鎌倉さんの手にはスパークリングワイン。「この方」の手にはレモン。どっちを振りかけても美味しーーー。あえてどちらか選べといわれれば、ワタクシはレモンかしら。スキッと感が上回りますわ。

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インスタント味噌汁に見かねたのか鎌倉さんは漁師牡蠣スープを作ってくださいました。
焼き牡蠣の汁を少し入れてお湯で薄めるだけ。

海辺の夜風にいっきに冷めてしまった牡蠣スープには、焼けた石を投入。そこのお嬢さま、右端、カプチーノじゃなくってよ♪
何たって焼け石に水・・・じゃなくて牡蠣スープ。アッツアツでしばらくは飲めましぇーーん(><)

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カサゴ。

「もうウロコは取らんから、焼けたらバリッと皮むいて食べてね」

はい、わかりました!

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新鮮さの証!エラが真っ赤です。
ときどき売られている新鮮そうな魚もエラの発色加工など疑わしーーーー・・・・・いですが!これこそまさに本物です。

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「これはアイナメ。刺身にするから」

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目にもとまらない速さで、ありゃ?ありゃ?

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ありゃ?ありゃ?ありゃ?ありゃ?

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あっという間に3枚になってる!!!おーーーマジック!?

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ピッと皮むき。

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「中骨とってないから、自分で食べる時とってね」
中骨ってな~~あに?
あ、ちっちゃい骨が・・・。前歯でポリポリポリ。面倒なので一緒に食べちゃいました。

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うわ。さっき獲った石蟹まで出た!!

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ミソがたーーっぷり。

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「この一番後ろ足のここんとこが一番甘くて美味しいの」

鎌倉さんに手渡されるまま受け取って、一口。うわ!!!
身は少ないけれど蟹とは思えないぼどの強い甘味。蟹というよりもむしろ身のしまり具合といい、最上級のロブスターに近いお味ですわ。

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この時・・・・
「まだ食べるーー?」
鎌倉さんは嬉しそうな顔をして、100円ショップで買った果物ナイフで生のホタテの口をシュパット開けましたの。

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まずは「ベラ」とやらを取って・・・

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これがコリコリして美味しー。

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えーーワタを・・・・

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ひょいと取って

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この部分は火を通さなくっちゃね♪

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「うーっわ!ぬわによ!これ゛」
牡蠣キチのはずの「かの方」が身をくねらせる美味しさ!(ここ←の動画でその言葉、聞けますわよ♪)

ホタテの甘味に口の中は満たされ、身は噛むよりも先にとろりと溶けて消えちゃいましてよ。

このホタテは冬の間ここ坂越で育てられ、春になるともっと冷たい海域の養殖所に売られてゆくはずのものでした。大きくなる前に食べさせていただいちゃいましたの。

新鮮な魚介類、何より鎌倉さんの温かいお人柄、それに夜の海辺・・・・・・。何物にも代えがたい海からの贈り物ディナーでございました。ごちそうさまでした!!!そしてありがとうございました!

・・・・・・・・って、ところで今何時?わ゛-----うわ!こんな街から離れた海っぺたでもう10時!!ここは竜宮城ですかい??
どうやってみんな今から東京に帰るの?

「明日仕事だよ~~」
と東京組みのお1人。
まあいいや、牡蠣いかだの上で夜を明かすのもよし、まあどこか泊るとこ・・・見つかるでしょー。たぶん。

ということになりました(^O^v

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鎌倉水産
兵庫県赤穂市坂越329-6
TEL:0791(48)1607

どれだけ食べ喰らい尽くしたかわからないけれど・・・・・・1人2000円 鎌倉さん!m(。。)m ありがとーーーー!!

追記:牡蠣キチの「かの方」→「水あげ編」「牡蠣食べ編」ついに堂々完成!!!

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