●番外緊急現地レポート!水揚即浜焼超美味牡蠣食べ尽くし!~赤穂・坂越「鎌倉水産」
行って来ちゃいました!!!
先日、「トラットリア コチネッラ」で食べた赤穂は坂越(さこし)の牡蠣のあまりの美味しさにいてもたってもいられず!土曜日の昼過ぎ、車をかっ飛ばして神戸から2時間とちょっと・・・・・・・
「坂越」です!!坂越にはるばるやってまいりました~~~~~。
漁船だーーーー。寒いよ~~~。
人工物が見えない夕方近くの海。そうなのかーーー、これが「宝の海」なのかーー。
牡蠣!はっけーーーん。
で、でかーーーーい!
この牡蠣を育てておられる鎌倉水産の鎌倉鉄志さん。なんて優しそうないい笑顔なんでしょう。
鎌倉さんの息子さん。
「これ、海水で洗浄した牡蠣なんですよ。もう一度海水に戻して泥はかせます」
しっかりされてますね~。
今すぐ食べたいよーーー。と、ワタクシわがまま申しましたら、鎌倉さん、炭をおこしてくださいました。
「炭がおこるまでの間・・・今から牡蠣を上げに行くんだけれど、一緒に来ますか?」
牡蠣を上げる・・・・・???なんかわかんないけど、行く行く~~~♪
・・・・・・・って、ちょっとーーー!!!それって海のウエーーーーー。この船スピード速いよ!しかもワタクシとダーリンは不安定な舳先にちょこんと座って・・・・・・しかも冬の海。
落ちたらタイタニックだわ!
あ、わ、牡蠣のいかだ。
か、鎌倉さんにとっては、海の上は家の畳の上のようなものなのね。しっかし、ここは陸より寒い!
って!?突然カーキーーーーー!!
これで300キロから400キロはあるそうです。
ドヒャン!!と落として、ロープから牡蠣を振り落とします。ピチピチ汁気のものがこっちにも飛んできます。
圧力のかかった海水で大まかに洗浄中。
6回牡蠣をつり上げてこれで大体、2トンから2トン半の牡蠣。牡蠣が育ちすぎると、早くとりに行かないと牡蠣いかだが沈んじゃうこともあるそうです。
・・・・・・・・・って、メチャクチャ寒いんですけれどーーー!!
おーー。炭が見事におこってました。なんだか、ホッ。。。
殻つき牡蠣、1キロ800円のを、2キロ買いました。20個くらい入ってるかな~~~?
まず、貝殻の平らな方を下にして焼き始めます。そして汁がしたたってきたらひっくり返して丸い方を焼きます。すると丸いほうの殻がお椀になって、おいしーーーいお出汁と一緒にズルリッとやれるんです。
調味料はなんと海水。つまり海水で洗浄して泥を吐かせた後、即焼くのが最高に美味しい食べ方なのだそうです。
な、な、なんだこりゃーーー!!でかい!「トラットリア コチネッラ」で食べたのよりも、ゴメンなさい、デカイです。
「いくら焼いても、絶対!縮まん」
と鎌倉さんの息子さん。
うひょ~~。味、濃いですわ~♪
結局、ダーリンと二人で2キロ食べちゃいました!
(あ、でもこの2キロはモチロン牡蠣殻付きの重さですからね!)
「生きたアナゴ見る?」
見る見る~~♪
もうこの頃になるとトップリ日も暮れて辺りは真っ暗。
ん?ん?やおら鎌倉さんはアナゴをさばき始めました。
適当な文化包丁で、皮一枚残して見事な背開き!
「100円ショップで売ってる果物ナイフでだってできるよ」
けろっとおっしゃってます・・・・・。
骨もするする~~~~。
「はい、どうぞ。食べて」
ええーーー!もうかなりお腹いっぱい。
「絶対、食べれる!絶対入る!」
息子さんも、スゴイ確信こめて・・・・・・でも、何尾あるのかな?
なんだか身のつやと厚みが違いますね。水洗いしないのが一番美味しい食べ方だそうです。
うひゃ~~~。美味しそーーー。脂が乗って柔らかくってツヤッツヤです。アナゴは固いものだと思っていたのですが、大きな大きな間違いでした。もう、ぷりっぷり。
しかも、味が濃い!!
天然で余計な添加物ゼロでやわらかくてお腹に全然もたれないから、結局ペロッと全部いっちゃいました~。息子さんの言ってた通り!
気がつけばもう夜の8時。鎌倉さんは、ヒノキの木切れで焚き火を作ってワタクシたちを充分に温めてから帰してくださいました。
赤穂は、坂越。
心温まる素朴な人の心遣いに満ちた静かな静かな漁村でした。
気に入っていただけたらクリックよろしくお願いしま~す♪ペコリ!
鎌倉水産
兵庫県赤穂市坂越329-6
TEL:0791(48)1607
殻つき牡蠣1キロ・・・・・・800円
炭代・・・・・・・・・・・・・・・400円
あなご・・・・・・・・・・・・・・・・0円