●チョコレートファウンテンと夢の再会!~北野「KOBE KITANO BRUIN」
先週ワタクシ、ひとり冬ざれはじめたハンター坂をてくてく歩いておりましたこと覚えてらっしゃいますでしょうか?いいえ忘れてしまってもかまいませんのよ。だってだって楽しくって面白くってあったか~いインド料理店「アールティ」で最高にハッピーになったんですもの♪
その後おうちに帰ろうとさらにハンター坂を上ってゆきますと、珍しいことにシェフさんがビラを配っておられました。上のお写真の方です。そしてその方の口から「チョコレート・ファウンテン」という言葉がもれたとたん、ピッキーーーーーン!私の脳裏に浮かび上がった光景がございました。あれです!あれ!今年の夏のドイツ旅行の時にアイスクリーム屋さんで見たもの。クリックしてみてください→「7月31日のエントリー」真ん中以降にその写真が出てまいります。あれが日本にももうやってきていたんですね。
あらためてご紹介いたします。上の方、静間 要シェフ。生野菜食べてくれない3歳男児のパパです(←あ、これはお仕事とは関係ないですね・・・・・)静間シェフ自ら今月オープンしたばかりのお店に案内してくださいました。「KOBE KITANO BRUIN」です。
入口はかなりモダーン。気配を察して出てこられた美しきフロアーマネージャー。私が写真を撮っていたのでビックリさせてしまいました。ごめんなさいね。
でも中に入ると今度は私がビックリする番でした。まずはバーカウンター。なんとも渋くて雰囲気のあるバーテンダーのおじ様がおられます。
その方はあまりにも味のあるカッコ良すぎる方で、撮るとカメラが壊れてしまいそうなのでカウンターの中には静間シェフに入っていただきました(^O^)バーカウンターの中にシェフがおられるという、なんとも不思議な光景です。
右側にはお店オープンのお祝いの花がたくさん置かれていました。一部チラッと見えております。
この建物「ネザーランズセンター」と言って、オランダ建国400周年を記念して建てられたものなのだそうです。だから絵もオランダの繁栄の象徴「船」なんですね!そういえば神戸の繁栄の象徴も「船」ですわね。「ハンター坂」の道の名前の由来になったハンターさんも日立造船のもとを造られた方。あ~あ、すべて船にゆかりあるものばかり~~~。
内装にはオランダ直輸入のマホガニーが使われています。ゴージャスな黒の革張りソファー。
そして今、この瞬間。ランチタイムは終わりカフェタイムの始まろうというこの一瞬。ゲストは私だけ!もうお店独り占めーーーーー!
燃え上がる白い炎のようなシャンデリア。このお店の名前「ブライン」はオランダ語で「茶色」を意味するそうです。ですから内装も基調はブラウン。
そしてワタクシついに再会いたしました「チョコレート・ファウンテン」。ブラウンな「ブライン」に最もよく似合うスウィートはやっぱりブラウンなこれ、「チョコレート・ファウンテン」しかありえないじゃございませんこと?
本来はお客さまが自分たちで楽しみながらワイワイがやがや好きなだけチョコレートをケーキやフルーツにつけて食べるのですが・・・・・・今回だけ特別、静間シェフが自らの手でチョコレートを付けてくださいました。
お皿の持ち方に注目。カッコイイです。当たり前なんでしょうけれど、さすがシェフですね。お皿の表面に指紋、つきません。
こんな感じです。もし私がやったら、ガッチャンコ。お皿コッパミジンになりますわ。
ところで床。我が家もそうなので分かりましたが、チーク材ですね。船の甲板に昔から使われてきた水に強い木です。「船」。細部にさり気なくこだわっておられますね。
ぶにょーーーん。ワッフルを串にさして溶けて流れるチョコレートの滝の中に・・・・・・・。
イチゴも行きまーーーす。
へんしーーーーん!出てまいりました。
どれもこれもチョコまみれ!
こっちに向けたらもっと迫力ですわ。チョコが柔らかいうちに召し上がれ~~~~。
オープニングサービスとして「カプチーノ」を、さっきの渋いバーテンダーのおじ様が運んできてくださいました。その時おじ様、出来上がったチョコまみれをご覧になってシビレルようなカッコイイ一言を口にされたんです。その言葉が・・・・・。
「心のビタミンですね」
だったか・・・・でもそんな一般的な言葉じゃなかったんですよね。
「(芸術的心情←だったか?)の源ですね」
????思い出せない!悔しいですね。なんだか普通の人の口からは出ない言葉だったんです・・・・。
ワッフルいただきまーす。ジュッ。チョコレートが中に染みてしあわせーーー。見た目ほど甘くありません。サラッとしていてチョコの香りに包まれちゃいました~~♪
オレンジも、いただきまーす。あ~~~~これってまさに、チョコレート・テラピーね!
頭上のシャンデリアはバイオレット。テラピーも効果上がりそうですわ。
流れていたJAZZのスタンダード「As Time Goes By」の深ーい女性ボーカルの声にひとり聞き入っていると仕事中のダーリンからの携帯が・・・・。
「あれ?・・・・・・なんか今すごい楽しんでるんじゃない?」
「うん」
えへへ、今度連れて行ってあげるから、じゃーね。
帰り、静間シェフが以前に勤めておられた「Restorante Berghem」というお店に連れて行ってくださいました。「KOBE KITANO BRUIN」のすぐ近く。丁度シェフがビラを配っておられた場所から見えるところにありました。
2005年の春にオーナーさんの病気のためやむなく閉店。北イタリアを中心にイタリア各地の郷土料理を出すお店だったそうです。
ご覧のように天然の石を組んで造っています。全てにわたって非常に凝ったお店だったようです。
今は人手に渡って荒れ放題ですが、赤いゼラニウムが健気に一つだけ花を咲かせていました。
勝手口。日本で撮った写真とは思えないですよね。
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KOBE KITANO BRUIN
神戸市中央区山本通2-4-27 ネザーランズセンター2F
TEL:078(291)6577
ブライン特製 北野チョコレート・ファウンテン・・・・・・・1200円