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実は昨日何かと忙しくてお昼ごはん食べ損っちゃいました。４時頃になってやっと用事も済み時間もできたので、手頃なレストランを探して三宮をテクテク。
でも、当然どの店もランチタイムは３時頃には終わってしまってて、次は５時からなんですよね。５時半には人に会う約束もあるし・・・。困ったなー。

しかし悩んでる時間もないので、とりあえずあまり深く考えず通りがかりの神戸国際会館へ。総合案内のボードをチラッと見ると、これなら雰囲気いいかもと思える写真＆何よりもディナータイム５時からとか何とか書いてない店を発見して、迷わず直行することに。

あ、ここだ。フロアライトのリフレクションで「ＭＯＴＨＥＲ　ＭＯＯＮ　ＣＡＦＥ」の文字が浮かぶエントランス。何だか良さ気な予感。

コツ、コツ、コツ。（←ウッディのフロアを歩く私の靴音）　あれ？でも誰も案内に出てこない。テーブルと椅子がいっぱーい。でも座ってる人いない。かなり広いけどこれホントにレストラン？見ると、テーブルポップに値札が。「１７８，０００円」？？エ、ここって、結局、家具屋さん？でも入口には確かに「ＭＯＴＨＥＲ　ＭＯＯＮ　ＣＡＦＥ」って、名前出てたわよね・・・。まさか、つぶれちゃったとか？

しかし、ともかく耐え難いほどの空腹が私をしてさらに店の奥へと突進させる。

あ、あった！「ＭＯＴＨＥＲ　ＭＯＯＮ　ＣＡＦＥ」でも入り口からこんな奥まで来なきゃわかんないなんて、ちょっと不親切な気するんですけど。ブヒブヒ（ちょっと怒る）。でもとにかくこれでなんか食べれそう。

この店、かなりオシャレかも。コンクリートとダクトむき出しの空間に観葉植物がいっぱい。ほとんど満席。でもみ～んなよく知ってるわよね、こんなフロアの奥の奥にこういうトレンディな店があること。

ところで上のビン。砂糖と青いほうはガムシロップなんだけど、後から来るお客のほとんどが「何これ？」って青いビンの先っちょの筒状になったところに鼻を近づけて匂いかいでるの。そういう私も同じことしたんだけど、みんながみんなそうするのって、結構笑えちゃいました。

隣のテーブルでおしゃべりに夢中になってた女の子、肖像権保護のためにいつものようにピンクのサングラスで顔隠してあげましたけど、そうするのが惜しいほどカワイイ子でした。

さて、いよいよ出てきました「ドラゴンカリー」。ごはんは玄米か白米か選べます。これは玄米。
食べる前から、カレーの色や全体の佇まいにちょっとスゴイ予感。これはきっと何かあるぞ。

では、一口。

ウ～ン、クローブの香り。日本語では丁子。そのスパイシーさがリーダー役になって後からいろんな香辛料がピキピキ自己主張してくる味。辛さはかなり遅れてついてきました。でも辛味はわりとマイルド。何か南っぽいコロニアルな感じの風味とあっさり系のコクのある美味しさ。

でも、いろいろ入ってるはずのスパイスが結局何なのかは不明。確かめようと何回カレーを口に運んでも、クローブ以外は判りません。もちろん色からしてウコンは入ってるのでしょうけれど。

面白かったのは、シースルーになった家具屋さんの方から、温めたハーブオイルの香りが漂って来たこと。それも、食欲をそそって何かイイ気分になるような。偶然なんでしょうけど、カレーにはナイスな香りのコラボでした。

それと、ここまで凝るか？と、思わず嬉しかったのは、カレーについてきたピクルス。なんとミョウガでした。それも贅沢にも2分の一個！

そして、シーザーズチキンサラダ。

これをオーダーした時、このサラダ用に用意している“ロメインレタス”を昼に切らしてしまったので普通のレタスになってしまうんですけどいいですか？って、聞かれました。ロメインレタスって何？って尋ねたら、シーザーズサラダ用のちょっと苦味のあるレタスとの説明。

ということは、この店、カレーだけじゃなくてサラダもきっと凝ってるんだ、とかなり確信を込めて期待。

で、その期待通り、サラダ凝ってました。ちゃんとアンチョビの入ったシーザーズサラダ用のドレッシング。しかもパルメザンチーズ、おろし金ですりたて！お手製のクルトン、パリッパリ。

シーザーズサラダってメニューにあってもたいていどこも名ばかり、というのがこれまでの私の経験です。こんなにちゃんとしたシーザーズサラダを出す店、この程度の価格(７４０円)で実際にはそんなにあるものじゃありません。本当に。

最後に、この店のイメージを私なりに一枚の写真にすると、↑こんな感じです。

今日は、オシャレカッコいいのに楽しくくつろげて、しかも今どき感覚のスパイシーで美味しいカレーを食べさせてくれた「ＭＯＴＨＥＲ　ＭＯＯＮ　ＣＡＦＥ」からのレポートでした。

早坂

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