神戸っ子ゴハン

　自分で買ってきたワッフルをこっそりと自室に運び、戦国武将のような恐い顔をしてムシャムシャと実に美味しそうに食べる祖父。

　それは子供心にもかなりインパクトのある構図でした。

　しかも、幼い孫の私に一口食べさせてあげよう、なんて、まったく思いつきもしてないみたいだったしー。

　ということで、今日は飛び切り美味しいワッフルのレポートです。

　おーー！今日も並んでましたね！

　本場ベルギー直伝・大阪生まれのマネケンは、スイーツの激戦区、ここ神戸でも大人気。

　ＪＲ三ノ宮駅中央口南側通路のキオスクに、小さなブースを構えています。

　よくこんな狭いところで作れるよねと感心してしまうぐらいのスペースで、ワッフルを実際、焼いちゃってます！
　　　　　　　　　　

　この素早い動き！見てください。焼きあがったのを串にさして、どんどん金網に並べています。

　おーっと！金網が、重みで反ってるぞー。

　でも急がないとね。お客さんがいっぱい並んでるんだから。

　ここの通路、昔っから狭いんだよね。甘～い香り！！もう充満しちゃってるって感じ。

　匂いにつられてやっぱり、みんな並んじゃいますね。

　これはもう屋台のベビーカステラやイカ焼きと同じ手口！陰謀だー陰謀！

　って、私も並んじゃったけれど・・・。

　見えますか？ワッフルの中央、やや左寄りに、パールシュガー。

　真珠のようにコロコロした砂糖の塊のことで、これが小麦の生地に塊のまま混じってるわけです。

　その、ガリッ、ザクッザクッザクッ、ガリッ、ザクッザクッザクッ、ガリッザク、ガチッザク、ガリッザク・・・・って歯応えが、も～たまりませ～ん。まったくクドクない甘さです。

　今日は、奮発してクリームサンドも買っちゃいました。

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ベルギーといえばこれなんでしょうけれど・・・。

　でもー、なんでー、食べ物の上に小便小僧なの？瞬間、ギョッとするんですけどっ！このシール。

　祖父が生きてたら、どれが好きかな～？

　今思えば、あの時一人でムシャムシャやってたのは、小判型のホットケーキみたいなのにカスタードクリームを挟んだ“ワッフルもどき”だったのよね～。

　しかし、あの“ワッフルもどき”の日本的で懐かしい味も、捨てがたいけど・・・。

　ということで、今日は本場ベルギーワッフルのマネケンでした。

　早坂

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